夏期講習の感想をいただきました(1)

今日も河合塾の夏期講習受講生からのメッセージを紹介します。
河合塾では近現代を900分で講義する授業がありました。
その講座と、早慶大向けの講座を受講した方からのメッセージです。

<Mさん>
お風呂でつかったノートをまた乾かして使う・・・ほんとに笑わせてもらいました(笑)俺は小心者なのでそんなことやる勇気がないのですが、食卓の机とガラスの天板の間に文化史プリントを入れて食事ごとにローテーションしながらここ1カ月みています、、、俺より母親の方が定着率がいいようで焦っています(笑)。本題なのですが、近現代集中講義の10番ノートのレイアウト(俺的には一番美しいと思います)は通年授業のノートと同じなのですか?
追伸 先生が愚管抄の偏重ぷりを話にしていましたが、昔読んだ本(あくまで筆者の考察ですが)に慈円は愚管抄を書くことで歴史を追体験しようとし、またその時の世相を反映したものを作りたかったようです。どうか慈円に対してはお手柔らかにお願いします!!笑

<石黒>
返信が遅くなりすみません。
近現代の10面目のノートは、通年授業の40面ノートとほぼ同じです。
あのまま覚えて復元できるようにしてしまってかまいません。
そして食卓の机にプリントを挟むというのはいいですね。
しかもお母さんが覚えているというのが笑えます。
それから『愚管抄』ですが、
僕はとりたててどうこう思っているわけではありません。
ただ、歴史書というものは、
ニュートラルな立場で書かれているものは少ないのだと、
知ってもらいたいだけです。
これは入試にもかかわる話です。
そして、何よりも僕も含めて未熟モノは、
他人の書いた文章にすぐなびいてしまうので、
常に客観視することを意識すべきなのです。

この『愚管抄』の話は、「早慶大日本史」の未見史料問題で、
出典を判別するために慈円の立ち位置を考えると、
「摂関家びいきの文章になる」と話したことが元になっています。
このM君は実に時間をうまく使うタイプの人のようです。
みなさんも回り道することなく、最短コースを突っ走ってください。