通年授業の受講生から、
ノートやメモの取り方についていくつか質問があったので、
まとめて紹介します。
<Aさん>
私には1つ上の姉がいまして、姉も石黒先生にお世話になっていました。ですから私は姉が作った完成している40面ノートを持っています。姉は大きいサイズのノートではなく、普通のサイズのノートに板書を写し、付箋や隅っこのあいているスペースに少しだけメモを残しているだけなのに対し、私は先生の授業1時間あたりに約A4サイズの用紙1枚が文字で埋まるくらいメモをとり、それを家に帰ってから大きいノートの余ったスペースにギチギチと整理しながら書いています。そのメモを整理して書き写す作業はなかなか時間がかかります。先生が「メモせんでええよ」って仰ったとき以外の内容は大体メモしていると思います。このやり方どうなんでしょうか?先生が授業を受けている生徒を見ていて終始メモとってるなーと見受けられる人数の割合はどのくらいですか?よろしければ教えてください!
<石黒>
文字の大きさにもよりますが、
授業中にとるメモの量はそれくらいになっても全然おかしくありません。
ただし、清書ノートに写す量はもっと減らした方が良いと思います。
「これは頭に残せるな」とか
「こんな記号で書いておけば大丈夫だな」などと、
どんどんさばいていくのです。
そして、授業中にとったメモの紙の頭に
「○番」とノート番号を書いておき、保管しておくのです。
いざというときには見返せるようにしておくわけです。
それからメモをしている人の割合ですが、なんとも言えません。
半分はいかないと思いますが、
Aさんがそれを知って何かあるのでしょうか?
<Tさん>
こんにちは。河合塾藤沢現役館でお世話になっているTです。昨日は前半でレコーダーの電池がなくなってしまったのですが、その分メモを書け集中出来たのでよかったです。2時間半前に行ったのですが、左側で中よりの前3列は3列目しか空いてなくショックでした…(泣)この時間が限界なんです。ここからが本題です。昨日の授業の清書を昨日今日とやっているのですが、治承・寿永の乱で宇治や石橋山などの戦は、源氏主体で色をつけた方が良いのでしょうか?(例:石橋山→青 富士川→赤)プリントの図は写すことにしているので…貼ると色が見にくくからです。答えてもらえたら幸いです。
<石黒>
基本的に色は自分流でかまいません。
ただし、戦いの勝ち負けはたぶんストーリーでわかるでしょうから、
むしろ「石橋山→富士川→一の谷→屋島→壇の浦」を緑にして、
シリーズ覚えを意識した方が効果は高いと思います。
9番ページの源氏の系図で人名を赤・青で分けたのは、
「業績を残した人」「負けた人」の色を意識していたのと、
あそこは系図なので配置でシリーズが意識できるからです。
今回はごちゃごちゃした図の中にある用語なので、
何がシリーズかを追っかけやすくするためには、
緑で統一した方が良いのです。