昨年から始まったワセヨビの講座に、
「ズームインDVD」というのがあります。
東京本校で週1回おこなわれている現役生向けの通年授業を、
僕が出講していない校舎の生徒がDVDで受講できるというものです。
単なる授業の撮影ではなく、カメラマンが板書にズームしたり、
僕の動きにあわせて撮影しているため、
小さな黒板の文字までちゃんと見える映像です。
最初は僕も慣れなかったのですが、
だんだんカメラに向かって話しかけたりするようになりました。
それでも、カメラの向こうで誰がどんなふうに受講しているのかは
うかがい知れないため、
どんな結果になるだろうかと不安に感じてもいました。
そんな折、所沢校で受講していた生徒から、
早稲田大教育学部に現役合格したとの報告が届きました。
うれしい限りです。
ありがたいことにアドバイスをいただきましたので、紹介します。
DVD受講生は、ぜひ参考にしてください。
<Yさん>
返信ありがとうございます。
石黒先生の授業がなかったら合格はできなかったと思うので
本当に感謝しています。
ズームインDVDの感想をということなので
大雑把ではありますがまとめてみたいと思います。
<メリット>
(1)自分の都合の良い時間に授業を受けられる
(2)部活などで4月から授業を受けられなかった方も
最初の授業から視聴できる
(3)一度で理解しきれない部分を繰り返し視聴できる
(4)上手く一時停止を利用することで
ノートの下書きをとらずに直接本番ノートに書ける
<デメリット>
(1)生授業ほどの緊張感はないので集中できない方は厳しい
(2)直接の質問はしずらい
(メールでは自分も何度か質問させていただきました)
(3)視聴できるのが実際の授業から約一週間後になってしまう
これらが自分がズームインDVDを利用してみて感じたことです。
意外とメリットも多くあり、
むしろ人によっては
DVDの方が都合が良いということもありえると思います。
<これから受講される方へのアドバイス>
石黒先生の生授業を受けたいという気持ちは大きいとは思いますが
DVDでも内容は全く同じであり、
夏期講習を始めレギュラー授業以外も
完全にカバーしてくれていますので
生授業を受けている人に負けるポイントはありません。
もし集中が途切れそうになったときは、
一時停止ボタンを押して冷たい飲み物でも飲んで
また集中して受講してみて下さい。
こんなことができるのはDVD授業でだけです。
また、質問があるときは
メールで石黒先生に質問すれば必ず返してくれると思います。
自分は現役で早稲田大学しか受けていませんが
政経、法、商、文、教育、社学の日本史では
全て正解率八割以上とることができました。
(石黒先生の授業を受けた方の中では決して高い方ではありません。)
石黒先生のおっしゃることをしっかり聞き、
復習を怠らなければ合格できると思います。
是非DVDでもできる人はできることを石黒先生に証明してください。
一時停止機能の上手な使い方には、僕もびっくりしました。
お互いに切磋琢磨できる受講生が身近にいないと、
モチベーションの維持が大変だと思いますが、
自分なりの方法でうまく活用していたY君はさすがです。
こうした環境の受験生は、「井の中の蛙」状態にならないよう、
何らかの対処法を練らなければ、早稲田合格はあり得ないでしょう。