縮小モードな人に喝!(1)

ここのところ、勉強法に関する質問が相次いでいます。
予備校の受講生だけでなく、
derutoko.com 教材を使ってくださっている地方の受験生も多いです。
10月になって「やばいっ…!」と焦りだした結果、
覚えるものを絞り込もうとして、
「これとこれだけやれば大丈夫ですか?」
と言っているようにも見受けられます。
そういう人には、こんな答えがベストなのでしょうか。

「うんうん、それとそれだけやれば絶対受かるから安心しな」
「これさえやれば、今までの遅れを挽回できるよ」

申しわけありませんが、僕はそんな楽観主義ではないので、
優しい‘応援メール’はできません。

あくまでも、
原始~現代の、政治・経済・外交・文化の各分野について、
大学入試で出題される範囲をまんべんなく学習するべきです。
その「入試に出るところ」は、
数年分の過去問しか見ていない受験生には、
とても分からないものです。
長年、いくつもの大学・学部に渡って、
パソコンに入力しながら問題分析をしている僕から言わせれば、
1冊の赤本なんて、ほんのわずかなデータ量にしかすぎないのです。
赤本を見て、「文化史は出てないぞ」とか
「来年はこのテーマ史がくる!」なんて言うのは、
まったく見当違いなことです。

覚えるものを絞り込めるのは、
受験生ではなく、出題データを分析している人間です。
みなさんは、入試の傾向に沿ったものを、
効率良くこなしていくのみ、です。

明日から、いただいた質問をいくつか紹介していきます。