現役時代に僕の授業を受けて残念な結果となり、
浪人してもう一度授業を受けてくれる人もよくいます。
そうした人が難関大に合格すると、非常にホッとします。
でるとこサイトの「おめでとうなみなさん」にも、
そういう「2年間」を送った人たちが見えますね。
一方で、2年目は別の予備校に通う人たちもいます。
今日はそういう方からの質問を紹介します。
<Oさん>
(前略)4月から通う予備校は決定したのですが、河合でも早稲田予備校でもないので先生の授業を受ける事ができません。カリキュラムも英・国・地歴の3教科を必ず全て受講しなければいけないので、日本史だけ別の予備校でとるのは難しいようです。せっかく石黒先生の勉強法に出会う事ができたからこれからも続けていきたいと思うのですが、これから習う別の先生の授業とどうやって両立していけばいいでしょうか? まだ授業が始まっていないので断定はできませんが、石黒先生に近い授業を受けられるとはなかなか考えられません。もし石黒先生から何かアドバイスしていただける点がありましたら教えてください。あと、この時期は「ブログを読んで心構えをつけること」と「『読むだけ日本史』であらすじをつかむこと」が大切だとありましたが、通年授業で録音した物をベースにノートを総復習するのも効果的でしょうか? 録音を聞きなおすのも時間がかかるので、余裕のある今のうちにできたらと思っています。長文失礼いたしました。お時間のある時に返信していただけましたら幸いです。よろしくお願いいたします。
<石黒>
(前略)
> これから習う別の先生の授業とどうやって両立していけばいいでしょうか?
2年目は僕の授業を受講せずに、
40面ノートと前年の録音などを使って勉強していた人も、
過去にいました。
ただし、心配な点がいくつかあります。
1 音声だけで授業内容を再現して習得できるかどうか。
2 モチベーションを維持し、
ペースを乱さず学習を進めていけるかどうか。
3 周囲に同じノートで学習し、切磋琢磨しあえる友人がいないのに、
一人でやっていけるのかどうか。
> 通年授業で録音した物をベースにノートを総復習するのも効果的でしょうか?
せっかちにノートを総復習しても、
来年の2月の入試の段階で役に立つかどうかは微妙です。
正しい理解で、確実に定着させる方法を取ってください。
この話、明日に続きます。