この時期になると「逃げ」の姿勢になってしまう受験生は多いです。
こんなメールをいただきました。
＜Ｎさん＞
夜遅くにすいません。MARCH学習院あるあるチェックと上智ＣＭの使い方をお聞きしたいのですが、通史や文化史の総復習をしつつ２つの教材を使っていった方がいいのか、２つの教材を集中的にやっていった方がいいのかで悩んでいます。くだらない質問ですが、アドバイスの方よろしくお願いします。
＜石黒＞
言うまでもなく、総復習をしつつ、です。
１冊や２冊の問題集で受かるほど、
受験日本史はカンタンではありません。
だからこそ、１年間学習してきたのです。
＜Ｎさん＞
そうですよね…。すいません、どこか自分に甘い部分があったのかもしれません。総復習しつつ、受験に臨もうと思います。ありがとうございました。
実はこのＮさんからは、
以前に次のようなメールもいただいていました。
「上智の2000年のあの文化史問題はでる日文化史を使っていれば、
確かに対応できるなと思いました。
苦手だった文化史が今では得意になれたのも、
全て石黒先生のおかげです。ありがとうございます。」
こうした人ですら、バリバリ総復習をしたいと思わなくなるのが、
この季節のようです。
勉強の範囲を縮小するなんてことのないように願います。
省いていいのは、覚えきってあるところですよ。
簡単に思い出せるところばかりを復習している人がいますが、
そうした自己満足勉強から脱却してください。
苦手なところ、弱いところを習得するのが合格への近道です。
