過去問で見知らぬ用語に出会ったら? (1)

先日、同じような質問を二人から別々に受けました。
赤本をやっていて、知らない用語があったようなのです。
通年授業を受講していない人でしたら、
「拾えるものはできるだけ拾ってください」
と答えるわけですが、
通年授業や映像教材を使ってくださっている人でしたら、
返答は変わってきます。
何しろ覚えるべき用語は、
すでにノートやプリントにまとめられているわけですから。
それを100%マスターすることが最優先課題です。

実は数ヶ月前にこんなメールのやりとりをしました。
『でる日講義−とことん文化史−』を使ってくださっている方です。

<Kさん>
過去問は最近ネットオークションや古本屋などで安く手に入れる事が出来たので助かっています。予備校の過去問を使えないのがかなり辛いと当時は思っていましたが、受験生の頃通っていた予備校の過去問より古いのも手に入れることが出来たので今はそう辛いとは思いません。文化史分野の問題を解いた時は答え合わせのあと、でる日講義のプリントに立ち返り間違えた箇所でプリントにあるのなら拾う、なければ軽く意識するだけにとどめていくことにしてます。通史の分野では読むだけ日本史と難関大用語集解で同じ事をしています。

<石黒>
でる日講義のプリントに、
「なければ軽く意識するだけにとどめていく」
というのはベストな方法ですが、
通史でも似たようなことをしているとはさすがですね。
近現代についてはぜひ、
『受験生が本当にほしかった問題集 日本近現代史』で、
完成させてください。

まったく要領のいい人ですね。
でも、このKさんの真逆な人もいるようです。

話が長くなりそうなので、明日につづきます