一昨年、『きたえる論述』を受講してみごと早稲田政経に合格したO君は、現在でるとこスタッフとして活躍してくれています。今年の『きたえる論述−早稲田・慶應−』の制作も手伝ってくれているのですが、実際に通信添削を受けていた人ならではの意見が聞けるのではないかと、インタビューをしてみました。その模様を、2回にわけてお届けします。
<スタッフ>
まず、きた論を受講しようと思った経緯について聞かせてください。
<O君>
日本史の論述に対応した問題集はないこともないのですが、いずれも国公立用の問題であり、早稲田政経のような割と限られた字数内でしかも時代も限られている論述に特化した問題集はありませんでした。市販の問題集の該当する範囲だけやるというのも一つの手でしょうが、それでは圧倒的に問題数が少ないなと思い、添削指導を受講することにしました。
<スタッフ>
実際に、きた論の通信添削を受けてみてどうでしたか?
<O君>
僕の場合はそれまで特に論述問題に関しては何の対策もしていないうえ、文章を書くという経験が少なかったため、論述試験とはなんぞやという点からのスタートでした。やはり一般の問題集となると志望校も多様で、不特定多数の人に向けたモノであるため、どうしても解説があたりさわりのないものになってしまう気がします。しかし添削だと、自分だけの弱点を指摘してもらえて明らかになるのでどう直すべきかがよくわかります。そして何より受験ギリギリまで石黒先生と添削を通じてコンタクトがとれるというのは心強くもあるし、受験直前の失速を防ぐこともできます。早稲田政経に絞った論述指導なので問題数も多く、明らかに他の受験生よりは政経の論述対策はできていると自信も持てました。
<スタッフ>
なるほど!2月に入ってからのラストスパートは、予備校の授業もないので、孤独な戦いになりますよね。モチベーションの維持という効果も大きいかもしれません。一方で、受講していて「もっとこうだったら良いのに……」と感じた点はありましたか?
<O君>
やはりちょっと値段が高いというのが難点です。背に腹は代えられない状態で購入しましたが、やはり金銭的なためらいはありました。また、FAXで送るため、送る時間に配慮したり、数分で答案が返ってくると言うわけではないので、問題を解くのと解答を見るのとの多少のタイムラグが気になりました。
<スタッフ>
FAXについては、深夜・早朝でも遠慮なくお送りください。模範解答は、答案が届き次第できるだけ早くお送りするようにしていますが、添削や個別アドバイスについては、一人一人に対応しているため、どうしても1~2日ほどお時間をいただいてしまいます。今年も最善を尽くしますので、どうかご了承ください。
明日は、昨年度からリニューアルした部分について、ひきつづきO君にインタビューします。『きたえる論述−早稲田・慶應−』は、通信添削バージョンは11月14日から、自己採点バージョンは12月3日からお申込受付開始です。詳しくはこちらをご覧ください。