夏期講習中にあったことなのですが、あまりに恥ずかしい話なので、
ここに書くのはやめようと思っていました。
でも、みなさんの教訓になるなら……と恥を忍んで書きます。
ワセヨビの稲毛海岸校でのことでした。
授業中に「替え歌を使って覚えるといいよ」って話をしていたのです。
「頭に焼きついて離れない歌ってあるでしょ?」と。
その時、ふと、宮崎駿の新しいアニメのことを思いついたのです。
でも正しいタイトルなんて覚えているわけがありません。
そこで、こう言いました。
「最近、ボーニョって流行ってるらしいじゃん。
メロディーが頭に残りやすいんだって?
じゃあちょうどいいじゃん、それで作ったら?」と。
実はその数日前にネットで映画の感想を見かけたんですよ。
「ボーニョ ボーニョ」ってメロディーがこびりついた……って。
……ハイ、とんだ勘違いをしていたわけです。
パソコンのモニタで文字を読んでいると、
「ポ」と「ボ」の違いなんて注意深く見なきゃ判別できないわけです。
だから「PO」ではなく「BO」だと思い込んでいました。
授業後に優しい女子生徒2人が、
笑いをこらえながら、言いにくそうに指摘してくれました。
「先生……ボーニョじゃなくてポニョです」と。
とんだボケボケ講義になってしまいました。
翌日の授業であわてて「昨日は失礼しました」と詫びたのですが、
実は、そこでもまたさらにボケをかましていたのです。
「ボーニョじゃなくて、ポーニョらしいですね」と。
今度は「ポニョ」を「ポーニョ」と間違えていたのです。
いいかげん、テキトー授業はやめた方がいいですね。
僕自身が昨日のテキトー先生になっていました。
受験に直接かかわる話ではないのでお許しください。
授業後、再び女子生徒2人が指摘してくれたのですが、
さすがにもう恥ずかしすぎて訂正しませんでした。
長くなりましたので、明日に続きます。
ちなみに「アニメ」という言葉は入試で問われたこともあるんですよ。
記述でね。1993年の成城大学です。