『でる日講義−アラカルト−』と冬期講習のちがい

相変わらず入力作業が続いています。
火曜日は明け方5時まで入力をやっていたため、
授業を終えて帰宅した後はさすがにベッドに倒れ込みました。
もっとも30分くらいで回復したので、
そのまま朝7時くらいまでやってしまいました。

おかげでようやく上智大の入力が終わりました。
また例によって例の如くのおきまりの問題の嵐でした。
作問者のやる気のなさがよくわかります。
さすがにこのレベルの大学じゃあ、
作問を外注するわけにはいかないのでしょうねえ。

さて、今日は近現代のテーマ史についての質問を紹介します。

<Oさん>
夜分遅くにすいません。教材についての質問です。河合塾の冬期講習で、石黒先生の沖縄史や北海道史を扱う授業を取ろうと思っていたのですが残念な事に取れませんでした。そこでそれらの内容の映像教材を買おうと思っているのですが、その教材の内容としては冬季授業と同等のものと考えてもよろしいのでしょうか? 返答よろしくお願いします。

<石黒>
教材のご購入を検討してくださってどうもありがとうございます。
同じような質問が何通も届いており、ブログで回答しています。
こちらをごらんください

<Oさん>
拝見しました。映像教材を買うという考えに固まりました、ありがとうございました。そこでまた1つ新たに質問なんですが、
(1)資本主義発達史
(2)近現代外交史
において何らかの形で・・・と書いてあったのですが、私は先生の出版なさってる教材で「読むだけ日本史 近・現代」と「受験生が本当にほしかった問題集 近現代史」を既に持っています。これらの教材で(1),(2)はカバーできますでしょうか?

<石黒>
その2つの書籍があれば、
近現代で拾うべき用語のほとんどが拾えます。
もちろん「ノーマーク用語」や問題文や解説文も含めて習得すれば、
ですが。
ただし心配なのは、用語を単独ではなく、
体系的に理解できているかどうか、です。
近現代は内閣ごとの整理が必要なのは当然なのですが、
できごと同士のつながりがわかっていなければ、
応用力で解く問題に対処できないのです。
どのレベルの大学をめざすかにもよりますが、
そうした弱点があることを意識して、日々学習していってください。