南浦和のメッセージから

河合塾南浦和現役館では出席カードで出欠を取るのですが、
そこにメッセージ欄があるんです。
非常に時間の少ない河合塾ですから、
授業中にコメントするのもためらわれます。
そこで、いただいたメッセージのうちのいくつかを、
ここで紹介し、コメントしたいと思います。
他の校舎の方にも大変参考になるものがありますから、
ぜひご覧ください。

<Kさん>
これだけの量を覚えられるか不安ですが頑張りたいです

<石黒>
本気でMARCHレベル以上をめざすなら、
あれくらいの内容になるんですよ。
早慶上智を第一志望としているならなおさらです。
勉強の仕方を工夫して乗り越えてほしいものです。

<Fさん>
早速しゃべってます! 最初のころしゃべるのをはずかしがっていた自分がバカだったなあ……と思うようになりはじめました。

<石黒>
でしょ?
しゃべりステージ到達おめでとうございます。
この時期にそれがわかったのなら、未来は明るいです。

<もうひとりのKさん>
しゃべりやってみました。確かに覚えやすいです。学校で進研模試を受けろと言われていますが、必要でしょうか。

<石黒>
ちなみに、しゃべり勉強は英語や古文にも使えますよ。
英語ではシャドーイングなどと言うらしいですけどね。
小洒落た表現の似合わない derutoko.com では、
そのまましゃべり勉強と言ってます。
それから進研模試ですが、無料ならまだしも、
有料だったら無理に受ける必要はありませんよ。
河合塾に通っているのですから、
同レベルの全統記述模試が受けられますし。
そもそも模試より過去問で自分を試す方がずっと意味があります。
また、Kさんが本番に弱いタイプなら、
「模試で慣れておいた方が良い」という
アドバイスもされるでしょうが、
それを言うなら、学校ではなくどこか別の会場で受験すべきです。
同じ料金を払うなら、自分にとって効果の大きい方法をお勧めします。

それにしても、覚える時に書くだけなんて、相当ヒマな人です。
だってすごい時間がかかるじゃないですか?
手も疲れるし。
もちろん、無茶苦茶アタマが良いというなら、
文字を見ただけで覚えてしまえるでしょう。
でも凡人だったら、しゃべって覚えた方がずっと早く覚えられます。
自分にうぬぼれていると、
2月に厳しいゲンジツを知ることになるかもしれませんよ?
もっとも、それを知ったにもかかわらず、
勉強法を改革できない高卒生が実際にはいますね。
そうなると、もう、かけるべき言葉はありません。
謙虚になってからもう一度来てくださると、
話が通りやすくなって僕も助かります。

ちなみに、このブログの過去の記事を読むことで、
自分の失敗を防ぐ方法があります。
たとえば、これなどはいかがでしょう。
他教科の点数も関係しますが、
このレベルでは早慶には届かないんです。
本気で早慶上智に受かりたいなら、
受かった人の勉強法を、まず、真似るべきです。

明日も更新する予定です。