最近、『どこでも史料問題』についての質問があいついでいます。
ここに改訂予定を告知しているためなのですが、
(パソコンでごらんの方はこちらからどうぞ。)
そのことについて、こんなやりとりがありました。
<Hさん>
先日、早稲田予備校西船橋校で先生の体験授業に参加させていただいた者です。どこでも史料問題について質問があります。まもなく改定され、フルカラーではなくなり判型・定価が変更になるとのことなのですが、内容も変更されるのでしょうか? 史料対策の早いスタートを切りたいと考えており、大幅な変更がないのであればすぐに注文させていただこうかと思っておりますので変更点を具体的にお教え頂けると幸いです。よろしくお願いします。
<石黒>
内容はほんのわずかに変更点があります。
史料文中のチェック箇所がいくつか増えるのです。
もっとも、そうした改訂はこれまでも行ってきており、
ご購入してくださった方には、すべてメールでお伝えしております。
ご安心ください。
また、フルカラーでなくなるため値段は少し下がると思います。
ところで、もしワセヨビで受講されるなら、
でるとこ日本史プラスという講座のテキストが、
この『どこでも史料問題』の内容を含んでいるため、
重複してしまいます。
その点をご了承ください。
今現在はっきりしていることは、次の4つです。
1 上・下巻に分かれていたものを1冊に合体させます。
2 フルカラー版から赤・黒の二色刷に変えます。
3 旧版は上下巻合わせて5,000円だったのが、
1冊で4,800円になります。
4 新版の発売は5月上旬の予定です。
今まではカラープリンタで、1冊1冊印刷していたわけですが、
印刷・製本の熟練スタッフが確保できなかったので、
ついに、印刷・製本を完全に業者に託すことにしました。
でも、自費出版レベルの少ない部数では、
フルカラー印刷だと値段が高くなりすぎて、
断念せざるを得ませんでした。
それで二色刷となったわけです。
フルカラー印刷には相当未練があったのですが、
新人スタッフにやらせてみたところ、
時間がかかりすぎて、人件費がかさんでしまったのです。
この話、明日に続きます。