明治大の全学部は結構簡単に作られていましたが、
情報コミュニケーション学部はどうだったのでしょう。
<Sさん>
藤沢現役館でレギュラーの授業を受けていたSともうします。この前青学の国際政経の質問をさせていただいたものです。質問なんですが、今明治の情報コミュニケーションを受けてきたのですが、分からないところが3点合ったので質問させてください。
一つ目は問題文に「もと東京帝国大学教授の高野岩三郎らが組織した憲法研究会は、(セ)と名付けた憲法改正案を作成し…この案は、主権在民原則と立憲君主制をとっていた。」とあって、後ろの方には、「(セ)をGHQが参照し検討…」と書いてあったんです。ノートには(中略)と書いてありますよね?(セ)の選択肢には憲法草案要綱も日本共和国憲法私案要綱もあったんです。自分は明治は勘違いしてるなと思い、憲法草案要綱を即答してしまったのですが、良かったのでしょうか?
二つ目は高野岩三郎について正しい選択肢を選べなんですが、
(1)高野の祖父は高野長英
(2)高野の兄は高野房太郎
(3)高野はアメリカに留学し、アメリカ憲法を研究した法学者
(4)高野は天皇機関説を支持したため、太平洋戦前に東京帝国大学を休職となった
(5)高野は日本民間放送連盟の初代会長になった
これはどれが正解なのでしょうか?
三つ目は憲法研究会の会員は誰?
(1)吉野作造
(2)森戸辰男
(3)福田徳三
(4)上杉慎吉
(5)野呂栄太郎
どれが正しいのでしょうか?お願いいたします
<石黒>
一つ目は「憲法草案要綱」で正解です。
憲法研究会には高野岩三郎も入っていたんです。
僕も調べるまでわかりませんでしたが、
こういう可能性は考えてほしいです。
二つ目は(2)です。
高野房太郎と兄弟だったことは、
藤沢では時間が足りなすぎてしゃべらなかったでしょうね。
すみませんが、他の予備校ではしゃべることが多いです。
三つ目は難問です。あきらめましょう。(2)でした。
しかし、明治大、やっぱりここを出してきましたねえ。
やっぱりと思えなかった人には、
もっと授業を聴いてほしかったです……。