恵まれた環境の中で

1月2日から河合塾での講座が始まっています。
このタームは午前2コマ、午後2コマの360分授業なので、
へとへとにはならずにすんでいます。
ただし南浦和から藤沢への移動を挟むため、
昼食は大急ぎで牛丼だったり、立ち食いそばだったりしますが。
で、例によって体重は52㎏台になってました。

そしてその不健康っぷりに配慮してくださったのか、
先日、西船でS君からみかんを大量にいただきました。
どうもありがとうございます。

みかんの山

藤沢ではTさんから、お守りをいただきました。
湯島天神でも「身体健全」お守りがあるんですね。
恐縮いたします。
どうもありがとうございました。

湯島天神のお守り

さて、ワセヨビでの「早慶難関大の日本史」と、
河合塾の「早慶大日本史」とをくらべると、
教室の雰囲気はだいぶ違っています。
理由は通年授業を受けていない生徒の割合が違うからです。
ワセヨビでは外部生が少ないため、
早慶の厳しさを十分に把握している生徒が多いのに対し、
河合では通年受講生が半数くらいしかいないため、
厳しさを認識していない人が多いのです。

どういう環境で今まで学習してきたかわかりませんが、
入試の出題状況と、本当の合格ラインをつかんでいないのでしょう。
ちょっと難しくなると、不満げな顔をする人や、
落ち着きがなく時計ばかりを見る人、
さらにはつっぷして投げ出してしまう人までいます。
本当に早慶をめざしているのか、思わず首をひねってしまいます。
もしかしたら実際には早慶大を受験しないのに、
単にハイレベルな講座を求めて受講したのかもしれませんね。
実際、同志社をめざして遠くから受けに来てくれている人がいました。
もっとも彼は授業中、ニヤリってしてることが多い人なんですが。
derutoko.comのいろんな教材を使ってくださっているので、
入試の厳しさをわかっているのでしょう。

これまで通年授業を受けてきた人は、40面ノートをパワーアップする、
総仕上げ的な位置付けの講座ですから、
‘ぬるい人’に振り回されずに、ばっちり吸収していってください。
まだ、直前講習の「早慶大日本史テスト」もありますから、
僕も遠慮せずにビシビシしゃべっていきたいと思っています。
難しそうな問題が正解できた時には、
授業中にぜひ、ニヤリってしてください。

ところで、今まで逆境に耐える受験生をいろいろ見てきましたが、
最近、驚く話を聞きました。
詳細は伏せますが、ご家族に不幸があったために、
一人で生活していると言うのです。
身の回りのことをすべて自分でしなければならないのも大変ですが、
何よりも精神的ダメージが大きすぎます。
たった一人で孤独に戦っていかなければならないとは……。
お悔やみ申しあげることしかできませんが、
彼の苦労を思うと心配でなりません。