2学期に入って、日本史の時間を短縮化するため、録音したものを聴き直すより、授業中に取ったメモを見直すことをお勧めしています。しかし、そのメモについても、しゃべり勉強同様に人によっていろんな段階があるようです。
そのメモについての質問を紹介します。
<Tさん>
(前略)授業のことでもう1つあります。この前の授業は夏に比べては、はるかに理解できたと思います。ですが、メモを上手く取れないのです。なんていうか、行間の話しを上手くメモ取れないんですよ。たぶん、1学期から録音に頼ってたからでしょうね。授業はその場では結構理解してるつもりなんですけど(もし先生から見て、そう見えなかったなら、ご指摘願います)実際、夏より楽しいと少しは感じれました。ですが、家に帰ると、まったくではないのですが、あまり行間がつながりません。そのため、録音に頼らざる得ない状況です。2学期も2つ終わって、来週からもっと難しくなるのに、こんなじゃ、やばいと感じる限りです。早く録音とはおさらばしたいですが、今の状態じゃ厳しいです。なにかアドバイスありましたら、よろしくお願いします。長々と失礼しました。
<石黒>
メモの取り方はどんなのでもかまわないと思います。まさかしゃべったことをそのまま書き写す余裕はないでしょうから、数時間後に見返した時に話が思い出せる程度の記録を、取っておけばいいと思います。その上で、授業内容を忘れないうちに復習し、乱雑に書いたメモをノートの中にわかりやすく書き写してください。基本的にはメモは書きなぐるものだと思います。
<Tさん>
先日、学校で指定校推薦が発表されて、友達が合格しました。友達が合格と聞いたら、友達より上行ってやろうとか思い、もっとやる気出たと同時にこれからの不安も出てきました。これから近現代がどんどん難しくなりますが、今まで以上に吸収して、復習を短くしていけるようにがんばります。
このT君は、質問メールの中で(省略しましたが)、授業内容も間違えてとらえていたことが判明しました。驚きましたが、たぶん氷山の一角なのでしょう。授業の速さについて来られない人は他にもいると思います。こうした事態となることが心配で、夏の間に近現代の骨組みをつくっておいてほしかったのですが、今さら悔やみ事を言ってもしかたありません。教科書や参考書を読んで予習してくるか、今からでも『でる日講義−つながる近現代−』を見るなどしてください。とくに河合塾の場合は授業時間数が少ないため、話すスピードが非常に速くなっています。お気をつけください。