昨日のK君から、その後、返信がありました。
<Kさん>
先生は医者みたいなもので先生を必要とする患者(受験生)が多い中、貴重な時間を割いて丁寧なメールありがとうございました。
くだらない話ですが私は、父が2浪法政で母が1浪早稲田であり幼いときより六大に行け。と教育されてきました。汚い話ですが就職も某大手ゼネコンなら入れてもらえる環境にいます。
日大では、たとえば英単語spreadをスプリードと読む人や、足立区をアシダテクと読んだり、驚愕だったのはクラスの女子に右と左も分からない人がいたりする生活を目の当たりにしていると辛いです。ただ、そんな中にも運悪く浪人出来ずに明治志望だった優秀な友人を見つけたり、日大なんかきたくなかったと文句を言っているのに授業を真面目に出席する人もいて複雑です。
現実を見たくなく立教には自由があって、あの学校なら自分も真面目に授業に取り組むだろうみたいなことも思います。
受験は、そんなに簡単なものではなく人がやっている努力をしても良い結果が来るとは思いませんが、今の生活を考慮し、これからどう生きていくか決めたいと思います。
貴重なアドバイス本当にありがとうございますm(__)m
お休みを有意義に利用して、後期からもお仕事頑張ってください。
うーん、こういう話を聞くと頭をかかえてしまいますが、
とりあえず、現在受験勉強中の方にとっての教訓は、
入試の後で悔いが残らないように、
思いっきり勉強しておくべきだってことですね。
そして、もうひとつ、
受験生がわかっていなければならない真理をお伝えします。
要するに受験勉強とは、
短期間に(といっても1年くらいですが)、
相当な情報量を頭に詰め込む作業なんです。
詰め込みにかかる期間が長くなると、当然忘れていってしまうので、
いくらがんばっても意味はないのです。
浪人しても現役時代よりも高い成績になるとはかぎらないのは
そのせいです。
詰め込みに時間がかかる勉強法はやめるべきです。
また、すぐ忘れてしまうような勉強法も意味がありません。
小テストや学校の定期テスト向けの勉強法では
太刀打ちできないのです。
「短時間で習得する」
そのためには、集中力が重要なのは言うまでもありません。
講義をしながら受講生を見ていると、
その集中力の差がすぐにわかってしまいます。
みなさんは、その「集中力」を意識して受講してますか?