先日、かつての生徒のT君がワセヨビに来てくれました。
早稲田社学の4年生で、もう就職も決まったそうで、
ずいぶんたくましくなっていました。
早稲田の学生にしてはめずらしく、
大学の授業をほとんど休まなかったんだそうで、
だいぶ勉強したようでした。
就職活動も相当チカラを入れてやったとのことでした。
なんとブログは結構読んでくれているらしく、
「先生は、よくあれだけモチベーションを維持できますよね?」
と驚いてました。
「先を見通して仕事してるんですか?」
なんてことも聞かれましたが、その手の話は大好きです。
だいぶ長話をしてしまいました。
その時、T君からこんな本をいただきました。
ありがとうございます。
早稲田入試対策に利用できそうです。
さて、ここまでいろんな教材を作ってくると、
他の出版社の参考書や問題集はライバルとも言えます。
というより、どちらかというと、それらの弱点を知れば知るほど、
制作意欲が湧いてくるからありがたいんですけどね。
「もっと良いものを作ってやるぞ!」って感じです。
傲慢に見えるかもしれませんが、それくらいの気持ちがなければ、
モチベーションなんて維持できませんよ。
受験生のみなさんは、何をエネルギーの源泉にしていますか?
というわけで、
今日はそんな、僕にやる気をおこさせる問題集の一つでもある、
某社の問題集についての質問メールを紹介します。
<Aさん>
△△の『○○をつける日本史1○○題』とぃぅ参考書の解答に、遣唐使20回任命され16回派遣と書いてぁったんですけど、先生の通常の授業のプリントにゎ19回任命で15回派遣と書いてありました。先生のプリントの方が正解なんですょね??
あと、752年に遣唐使として唐へ行き、その後唐朝に仕え、皇帝の帰国許可得られず客死したのは藤原清河でした。阿倍仲麻呂と同様玄宋に仕えて客死したんですか??
お忙しい中すいません。先生が遣唐使は××大でょく出るって言ってたので。
※編注:都合により、文章の一部を伏せさせていただきました。
<石黒>
遣唐使の数え方はさまざまあって古い用語集は20回と記していました。
そこに沿って書かれているのでしょう。
藤原清河はその通りです。
ちなみに、「玄宋」ではありません。
漢字に注意してください。
もっとも、それ以前に注意すべきことがあります。
何度もブログに書いていますが、
その問題集の弱点を十分把握しておいてくださいね。