脅威の勉強量のSさんからこんなメールをいただきました。
<Sさん>
(前略)南浦和質問大会の記事がかなり面白いです。
平成生まれの子は質問も大胆ですね。
昭和生まれの私は、その若さがうらやましいです(笑)
是非現役の子達は皆で切磋琢磨して頑張って欲しいです。
やはりライバルがいないのは張り合いが無いので、どんどん勝手に色々な人をライバル視する方がいいと思います。
特に周囲を見ていると、日本史選択の人はのんびりやさんが多いですし、河合塾の人は「自分なりに頑張った」ことを言い訳に、自分に甘える人が多かった気がします。
同じ学校で仲がよかった河合の早慶志望者日本史選択者七人中七人がMARCHも落ちて浪人でしたし、河合で日本史を受けていた他校の友達も本番は苦戦している子が多かったです。
まあ、石黒先生についていけば間違いありませんが。
のんびりやさんの多い日本史選択者、特にマイペースすぎる人が多い河合塾の人達をどんどん厳しく引っ張っていってください!
私も差を付けられないように頑張ります。
だいぶ前にもらっていたメールなので、
IさんのSMAPのメンバーとかにウケたんでしょうか?
昔は森君ってのもいたんですけどねえ……。
それにしても「のんびりやさんの多い日本史選択者」など、
鋭い分析をしますねえ。
日本史は世界史とは違って「消極的選択者」が多いですからね。
さて、今日も質問大会です。
<Mさん>
以前先生がおっしゃっていたZ会の文化史問題集を買いました。やってみて自分の文化史のできなさを実感しました。ところでこの問題集の中にはEランク用語などあまり入試にでないものも含まれていますか?
<石黒>
含まれています。
ひとこと付け足すと、その問題集にはまとめ部分があって、
そこにEランク・Fランク用語が載っていて困りものです。
まあ「大は小を兼ねる」と言える脳味噌容量の大きい人は、
取り組んでもかまわないと思いますが……。
<Oさん>
夏に、「大学入試短期集中ゼミセンター日本史B」をやりたいと思っているのですが、どういうものか教えて頂きたいです。
<石黒>
ひとことで言えば、『あるある正誤問題』の縮小版です。
昨年発売したもので、このエントリーでも紹介しています。
<もうひとりのOさん>
100字以内の論述の問題も解き始めました。しかし問題によっては、文の書き出しに迷ってしまう問題もあります。論述の基本がまだ自分はできていないと思います。論述の「いろは」を教えてください。先生は山川出版の教科書が論述の人には必要であるとおっしゃってましたが、どのように有効活用すればよろしいのでしょうか?
<石黒>
これは簡単にここでお教えできる話ではありませんね。
ただ、以前にこんなエントリーを書いたので、読んでみてください。
山川の教科書については、論述で使えそうなフレーズに、
蛍光マーカーをかけていくのが良いと思います。
<Kさん>
下書きに慣れてきたのですが、そろそろ清書をそのまま作った方が良いですか?
<石黒>
そうですね。
もっとも河合塾は次回が前期最終講です。
夏の近現代の講座から、「下書きなし=いきなり清書!」
でいったらどうでしょう。
<Wさん>
模試の英語の成績がひどすぎて、日本史にかける時間が激減してしまいました…。チューターに日本史は追いこみがきくから今はとにかく英語!といわれましたが…どうしたらよいでしょう?
<石黒>
うーん……、英国社のたった3教科なんですから、
バランスよくこなしてください。
それができなきゃ社会で通用しませんよ?
もし国公立大をめざしているなら、
いくつもの教科をこなせることが受験の大前提だと思います。
長くなったので、続きは明日にします。