新学期が始まる前に喝を入れてください

河合塾藤沢現役館で高校2年生専用の授業があるなど、
最近は2年生で日本史の通年授業を受ける人が結構います。
多くの人は3年生になっても、もう一度通年授業を受けるのですが、
これをうまくこなしたら、
入試本番で相当な高得点が獲れるんじゃないでしょうか?

ところで、そんな2年生の方から、
春休み前にこんなメールをいただいていました。

<Kさん>
石黒先生こんにちは。

ちょっと聞いてほしいことがあるのでメールしました。

私は今まで学校のテスト勉強ばっかり頑張っちゃって、塾のことがおろそかになりがちだったのですが(すごく後悔しています)、高3になるのを境に、優等生を辞めます。
先生が授業の中で時々、目先のことに捕らわれないでっておっしゃるのを、半分耳をふさぎながら聞いていました…。

それと、今日の先生のブログにもありましたが、私も、石黒先生っていう、すごーい先生の授業を受けていると思って、気がゆるみがちになってしまうと思うので、厳しいアドバイスをお願いしますね!!私は長女で、現実的なアドバイスをしてくれる人がいないので、石黒先生のお言葉が頼りなんです。

最近、だんだんと本当に行きたい大学が見えてきました。自分のレベルからは程遠いですが…

早いのか遅いのか分かりませんが、どうか第一志望に合格できるように、いろんなことを教えてください。よろしくお願いします。遊んでそうだったら、喝を入れてください。

<石黒>
新学期を境に新たな決意をしたんですね。
来年の2月まで、そうした気持ちをうまく持続させてください。
「厳しいアドバイス」が欲しいとのことですが、
サイトやブログには、いくらでもそういうことが書いてありますので、
あちこち読んでみてください。
でるとこサイトだったら、
遺言」を読むと偉人達の超越した世界が垣間見られます。
ブログだったら、右側のサイドバーにあるカテゴリーの中から、
受験日本史の全体を知る」「偉人の遺言」「「受験生を見て思うこと
などをクリックすると、
この時期に読んでおくと良い記事がたくさん出てきます。
通常授業が始まるまで、まだしばらくありますので、
今のうちに受験勉強の全体像を十分につかんでおいて、
新学期からは好スタートをきってください。

学校で友達や先生向けに「いい人」を演じていると、
なかなか受験勉強だけに専念できません。
八方美人は決して悪いことではありませんが、
本当に能力の高い超人でない場合は、
‘一点突破’でコトに臨んだ方が、
絞った分だけ高いハードルを越えられるように思います。
学校での成績はあくまでも学校の中だけの評価です。
指定校推薦を取るわけじゃないなら、大学受験には関係ありません。
あくまでも「過去問の正解率」をものさしにしましょう。

明日は、そんな学校との両立に悩んだ方を紹介します。