明治大文学部の問題から2題紹介します。
<Sさん>
たびたびすみませんが、また質問です。
古墳時代前期に作られた埴輪として誤っているものを選べ。
(1)円筒埴輪 (2)人物埴輪 (3)家形埴輪 (4)靫形埴輪 (5)盾形埴輪
前期の埴輪が円筒埴輪で中期の埴輪が形象埴輪だと言うことはわかったので、(1)は削除出来たのですが、(2)(3)(5)は形象埴輪だろうと思い(4)がまず漢字が読めずどんなものか全くわからなくて困りました。
さらに前期で誤っているものと言われたので、(2)以降は中期のものだと思うので中期の中でも最後のものじゃなきゃダメなのかと思い、時間はあったのでいろいろ考えた結果、レベルの低い解き方ですが小学校か中学校の社会で卑弥呼は死んだ時に一緒に生きた人を墓にいれたとかいう話を聞いた気がして、後期には古墳は家族墓的なものになっていったということから、家族墓に生きた人間いれるのは穏やかじゃないだろうということで、じゃあ埴輪になってるかも?と思い、(2)の人物埴輪を答えにしました。
あと、近世の交通制度についての問題で、問題文の東海道など五街道に下線が引いてあり
現在、昔どおりに町並みが復元されていることで知られる妻籠宿は下線のうちのどの街道の宿場町か。
この問題は完全に適当でした。東海道は中学校の時に学校などでも言われてないのになぜか53宿覚えたので、今は完璧には覚えてないですが、アバウトに削除し、奥州道中も10宿しかないのでこれもあんまり復元はしないかなぁと思い削除したのですが、僕的には67宿で5街道で一番数が多い中山道かなと思いました…
長々とすみませんでした。
<石黒>
> 古墳時代前期に作られた埴輪として誤っているものを選べ。
(2)人物埴輪で正解です。うまく考えましたね。
山川の教科書には、
「前期以来の円筒埴輪や器財埴輪とともに
人物・動物埴輪などがさかんに用いられるようになった。」
とあるのですが、これはかなり難問です。
「靫形埴輪」など読めないでしょう。「ゆきがた」と読みます。
> 現在、昔どおりに町並みが復元されていることで知られる妻籠宿は下線のうちのどの街道の宿場町か。
中山道で正解です。
なかなかおもしろい推測の仕方で解きましたね。
確かに「妻籠宿」は難しいかもしれませんが、
観光地としては有名なところです。
僕も行ったことがあります。
常識で解けた人もいるのではないでしょうか。