予算の壁に悩む、夏期講習

二人のT君と、Y君からの質問メールを紹介します。

<Tさん>
早稲田予備校に通ってるTです。レギュラ−授業とでるとこ日本史プラスをとっています。HPで夏期講習の4つの講座の説明をみました。先生は、’でるとこ日本史’を取れなかった人は絶対に夏期講習の講座をとってくださいとおしゃっていましたが、それはどの講座のことで、また、でるとこ日本史プラスを普段とっているひとは、その講座をとるべきなのでしょうか? その他の講座の3つについては必ずとろうと思っています。また夏期講習での日本史の授業は普段の授業と違ってとても短期間につまっているので、その点をふまえて勉強するときに意識しといたほうがいいことはありますか?

<石黒>
でるとこ日本史プラスで文化史の授業を受けていない人は、夏には必ず日本文化史を取る必要があると言いました。ちなみに、夏の文化史はテーマ別に切り込むので、でるとこプラスよりも細かい用語がちらほら出てきます。去年、近現代を学習していたなら、むしろ「近現代日本史」が不要かもしれません。

> また夏期講習での日本史の授業は普段の授業と違ってとても短期間に
やはり、毎日復習することでしょう。翌日の授業までに復習をし終えて来てください。早慶難関大の日本史などは、大量の問題を解くので、予習をため込んでおく必要があります。

<Tさん> ※上のTさんとは別人です。
早稲田予備校のTです。夏期講習について質問ですが、文化史のほうは普段のでるとこプラスの授業で補えるのでしょうか?お金の問題もあり悩んでいます。後の三つは今のところ取る予定でいます。

<石黒>
夏の文化史はでるとこプラスと重複するところも多いのですが、テーマ別に切り込むので流れがつかみやすいのと、でるとこプラスよりも細かい用語がちらほら出てきます。去年、近現代を学習していたなら、むしろ「近現代日本史」が不要かもしれません。予算の壁があるなら、自分で補う努力をしてください。

みんな同じような悩みがあるようです。

<Yさん>
仮に近現代の講座を受講しないとしたら近現代の対策は何をすればいいのでしょうか?

<石黒>
教科書や参考書など、何かしらで予習しておいてください。昨年の2学期には、こんなことを言っていた生徒もいました。「今日の授業は、事前に夏の近現代のノートとテープを聞いて復習していたので、先生より先にノートを埋めるなどしながら、すごく内容理解を楽しめました☆」彼は、今慶應に行っています。そういう人たちに負けないようがんばってください。くれぐれも間違った理解や、重要ポイントをはずした学習をしないことを願います。問題集までやる必要はありません。

【追記】
「日本文化史」は、現在の「でるとこ日本史コンプリート」という講座にあたります。

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