センターが終わって、いよいよ焦ってきた人が多くなってきましたね。
激しいラストスパートに入っていればよいのですが、どうでしょう。
最後は、とにかく詰め込んでしまう気持ちで乗り切ってください。
大量に仕事をこなしているつもりの僕ですが、
そのためのコツともいえるのは、
やるべきこと全体を常に見通している
ってことです。
常に自分がどこまでやり遂げたかを確認しているんです。
トイレに入って、思わずつぶやく言葉は、
「えーっと、どこまでいったんだっけ?」です。
予備校に行くために駅まで歩いている時も、そうです。
シャワーを浴びてる時も同じですね。
座ってる所の左脇には、
4週間先までのスケジュールをプリントアウトしたものが、
貼ってあります。
これで授業以外の空き時間を見据えつつ、
仕事をこなしていくわけです。
あとはやるべきコトを遂行していくことに、
ヨロコビを感じられるかどうかでしょう。
その辺は自分の気持ちをコントロールできるかどうか、
って話にもなってきますね。
要はオトナになれたかどうかなんですが……。
さて、青山学院大を志望している方からの質問メールです。
<質問者さん>
こんにちは。
私は青山学院大学、英米文学部を志望している高3の者です。過去問をといてみたところ、青学の問題は教科書の内容以上の問題もある気がするのですが、そのような問題に対処できるようになるには、どうしたらよいのでしょうか?もしよろしければ、アドバイスなど頂けたら幸いです。
<石黒>
あなたがどういう学習環境にいるのかがわからないので、
アドバイスしかねますが、
青学の問題は教科書の内容以上といっても、
それはあなたが見ている教科書に載っていないだけだったりします。
教科書は何種類もありますからね。
なので、本当は教科書ではなく、出題情報をもとに、
要領よくポイントをついて勉強すべきなんです。
たとえば、今、ここに2005年の経営学部の本物の問題がありますが、
これを僕にくれたMさんは、
50問中43問を正解して、正解率86.0%となっています。
べつにこれは珍しいことではありません。
普通に9割取れたりします。
ただし、そのレベルに今から達するのは簡単ではありません。
1月下旬という段階で僕が提案できることは、次の2つくらいです。
1 『読むだけ日本史』を使って、教科書では重要そうに書かれていない用語で、まだ習得してない用語をチェックする。
2 『MARCH学習院あるあるチェック』で、青学で出されやすい用語をチェックし、その周辺を学習する。
検討してみてください。
最後にひとつ付け加えると、
青学は数年前まで文化史がオソロシイほど出題されていました。
記述問題で出されることに注意してください。