今日は藤沢でセンター対策講座がありました。授業後、レギュラーの授業を取っていない数名の生徒から、質問を受けたのですが、「どうやって勉強したらいいですか?」って言うんです。で、某参考書を読んで勉強している人が多いのですが、それ、入試の出題状況とズレてるところがあるって知ってますか?それから、今から読み始めて、間に合いますか?長編のせいか、進み具合がすごい遅い生徒がいて、「今、縄文時代です」なんて言ってました。驚愕です。ただし、わかりやすいらしくて、「なるほど、そうだったのか!」ってうなずくことが多いらしいんです。しかし、それ、出ないことだったら意味ないんですけど……。新しい参考書をすすめるのもどうかと思って、『読むだけ日本史』は紹介しなかったんですけど、自分のブログなら、書いてもかまいませんよね?
深く理解することも必要ですが、「それなりに学習したことがある人」だったら、ゼロからスタートするようなことはやめた方がいいと思います。そして、理解につまずいたら、その部分だけ教科書や用語集を読んで簡単に処理してください。ここにも書かれているように、『読むだけ日本史』もおすすめです。とくに「古代~近世編」の方は、A~Cランク用語を全部赤字にしましたから、基本単語を落とすことがなくなるはずです。黒字も丁寧に拾っていけば、Dランク用語もそれなりにカバーできるんですよ。とりあえず、僕の通常授業を受けていた人だったら、ノート覚えに全力を注いでください。そして、通常授業を受けていない人で40面ノートを持ってない人は、ポイントをはずさないように心がけることをおすすめします。何が出るかは、過去問からしか推測できないのですから、お友達や先輩からの「素人アドバイス」や、自分の甘い考えから生まれた、「勝手な思い込み」などに頼るのは危険です。勉強の合間に過去問を解いて、自分のレベルの甘さを認識し続けましょう。7割5分が最低ラインだと思ってください。うまく学習した人は、9割取れるはずです。もうここまで来ると、過去の模試の結果など関係ありません。あくまでも自分のめざす大学の過去問で、何%正解できるかが肝心です。
そして、立教狙ってる人が多いですね。『MARCH学習院あるあるチェック』を、がんばって作ってるところですが、非常にやる気が出てきました。
和菓子の差し入れをいただいたので、抹茶を点てて飲みました。コーヒーも好きですが、抹茶も好きです。そもそも緑好きって話もありますが。