現在、derutoko.comでは、『どこでも史料問題−音声編−』の収録の真っ最中です。先生がレコーディングルームでひたすらしゃべる。→できたての音声をスタッフが編集。という作業を日夜やっているわけです。ただ、残念ながら弊社の事務所は、防音設備が十分に整っていないため、収録中は物音厳禁になってしまいます。トイレも禁止なんです……(泣)
そんなわけで、先生の講義の声も丸聞こえなわけですが、ふと気づいたら、声が聞こえてこなくなっていて、そのかわりにキーボードを叩く音だけがしてるんですよ。ここのところ、冬期講習用の原稿締切に追われて、レコーディングスケジュールは押し押しなのに、何やってんのか……?最後にしわ寄せをくうのは、いつも編集スタッフなんです…。そこで、レコーディングルームから出てきた先生に聞いてみたところ、「いやぁ、台本書いてからしゃべることにした。」とおっしゃるんです。えーっ!? それって、もっと時間かけちゃうってことですか??ここへ来てさらに気合いを入れるとはどういうことなんでしょうか?
それでも先生は、そのやり方がお気に召したらしく、ほがらかな表情になっていたので、たぶん、今までより作業ははかどるんでしょう。ここで、あえて念を押させていただきます。
というわけで今回は、そんな気合いの入っている先生の生史料解説を、ちょっとだけ公開いたします。
ワンフレーズ史料判別、いかがですか?あの佐々木まりなさんにも、試してもらったのですが、「考える力が必要なんだなぁと感じました」とのことです。なかなか手強いようです。史料判別バトル、楽しみにしていてください!
音声は、CD-ROM2枚組で頒布する予定です。