でるとこ攻略日本史メルマガでは、このブログの膨大な過去ログの中から、今読んでおくべきおすすめの記事を再編集して、毎週水曜・土曜にお届けしています。先日、このメルマガを読んだ方から質問をいただきました。こちらの記事を元に配信したものです。
「私立難関大合格への最短コース」
<Fさん>
こんにちは。河合塾で早慶大日本史を受けている者です。今日付のメルマガで「日本史で7割正解だったら国英で8割5分を正解しないといけない」とおっしゃっていましたが、何故でしょうか。三教科で8割正解しないと受からないということでしょうか? 私は早稲田大学文化構想学部を第一志望としています。先ほど文構の過去の入試の合格最低点を調べた結果、6割5分を切っていたので、本番で7割を取れば受かるのかと思ってしまいました。勘違いして今まで7割を目指す勉強をしていました、と言う訳ではないのですが、気になったので質問させていただきました。
<スタッフ>
メルマガで触れた正解率の話は、3教科で平均して8割くらい正解すべきだということです。メルマガの質問主は通年授業を受けていない受験生だったため、甘く見て「7割」と書いていましたが、石黒の受講生でしたら、8割5分は目指してほしいところです。しかも文化構想学部は、早稲田の中では比較的問題が易しいですから、得点しやすいはずです。英語・国語で安定して高得点を取れるようでなければ、もっと上を目指しましょう。以下の過去記事を読むと、合格ボーダーについてよりわかるかと思います。
<Fさん>
回答してくださり、ありがとうございます。記事を拝見しました。通年授業の中で入試の厳しさについては知ってきたつもりでしたが、「やるならトコトン」のポリシーがいかに大切か、痛感しました。国語が得意なので、日本史では8割5分を取ることを目標に勉強を進めていこうと思います。ネット等不確かな情報源を頼りにすると、どうしても自分が楽な方(掲載されている合格最低点を目標にすれば受かるという考え)に逃げてしまいがちなので、信頼している先生から回答を頂けて良かったです。ありがとうございました。
石黒より
合格ボーダーを甘く見て撃沈する例を今まで何度も見てきました。過去問で高い点数が取れないと、つい「これでも合格できるんじゃないか」と考えたくなってしまうのが人間です。しかし、小問ごとの配点が違うこともありますし、偏差値換算されて思いのほか低い点数で評価されることもあります。そもそも、自宅で落ち着いた精神状態で解いたのと、本番の入試会場での緊張状態で解くのとでは違うでしょう。5~10%くらい下がることを想定しておいた方が安全です。どうしても受かりたい大学だったら、万全の対策を取るべきかと思います。
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