受験生のみなさんにとっては、
参院選なんて興味ないかもしれませんが、
ほんとはこういう時に新聞やニュースを見ておくと、
衆議院と参議院の関係などがわかって、受験日本史に役立つのです。
今回はとくに珍しい結果となりましたから、よけいに、なんですよ。
さて、今日も
藤沢の夏期講習を取っていた人からのメールを紹介します。
<Tさん>
河合で石黒先生の夏期講習をとったTと申します。5日間の講習が今日終わりました。先生は来週がつらいとおっしゃっていましたよね??暑くなってきましたので、体調を崩されないことを願っております。
5日間の講習は本当に厳しいものでした。ぼんやりと受験というものを見ていましたが、一気に現実を叩きつけられ、夢でも日本史漬けな日々でした(笑)中盤は心と体の疲労により腑抜けになった時間が多々ありました…。きっと先生にはお見通しだったことと思います。でも、夏期講習が終わった今、日本史の厳しさをしっかりと認識し、この夏休みに一皮剥けてやろうと決意しました。
友達にも、親にも決意表明ってしにくいので、先生にメールしてしまいました(笑)お忙しいのにこんなメールですいません。自分の気持ちを閉じ込めたままだと、決意が緩んでしまう気がして怖かったので…。
では、1ヶ月後まで先生に会えないことを寂しく思いつつ、精進します。
PS.先生の史料問題購入させて頂きました。史料と友達になってやります!!(笑)
<石黒>
「心と体の疲労により腑抜けになった」
というのを聞いて納得しました。
たぶんTさん以外にもこういう人がいたんでしょうね。
通年授業を受けていない講習生も多かったですから、
よけいにそういう人の割合が高かったのでしょう。
受験日本史の現実はどうしたって変わらないゲンジツですから、
Tさんが変わらなければ、
そこに追いつくことはいつまで経ってもありえません。
本気で第一志望をめざすなら、ぜひこの1か月で脱皮してください。
通年授業では受験の厳しさを常に伝えているつもりですが、
なかなか生徒にはそれが伝わっていないわけですね。
思うに、これが今年の藤沢の弱点です。
教室が広く、受講生の数が多いということは、
ひとりひとりと目が合う時間・回数が明らかに少なくなるんです。
そうすると講師側のメッセージが届きにくいのでしょう。
でも、それを言うならこの後の1カ月間の方がよっぽどキケンです。
そもそも厳しいことを言う講師に会うことすらないわけですから。
校舎によっては2ターム出講するところもあります。
それに負けないよう、藤沢のみなさんはがんばってください。
もっとも、そういう僕自身こそ、授業をがんばる必要がありますね。
いよいよ今夏最大にキツイ5日間の始まりです。