河合塾南浦和現役館での夏期講習が終わりました。節電対応による変則時間割で2時間の空き時間があるとはいえ、朝10時半から夜9時10分までの5コマの授業は、やっぱりキツかったです。職員の方も「まさか5コマとも全部石黒先生が担当するとは思ってませんでした」と驚いていたほどでした。無理して全部引き受けなくて良かったってことだったのでしょうか。
このタームは、難関大向けのテーマ別講座、中堅大学向けの演習講座、近現代の予習講座、早慶大向けの演習講座とさまざまなレベルの講座がありました。そのため講座によって受講生の雰囲気がみな違って、ちょっとおもしろかったです。南浦和では、1学期に受講生の集中力のなさを心配していたのですが、近現代の講座ではその心配がほとんど解消されました。しっかり復習してもらえば、近現代に関してはほとんどの人の成績が上がるでしょう。一方で、早慶大や難関大向けの演習講座では、通年受講生の復習の甘さがあらわになっていました。ノートに書いてあることでも間違えている人がたくさんいましたし、通年授業で説明した話であっても、初めて聴くような顔をしている人がいました。そしてもっと明らかになったことがあります。史料問題と文化史対策の弱さです。この2つの壁を乗り越えて、成績を飛躍的にアップさせてもらいたいものです。効率の良さが求められている受験勉強では、弱点分野と成績を上げやすいところから取り組むのが鉄則です。
せっかく7月中に日本史の講習を受講できたのですから、残りの夏休みを効果的に使いましょう。
ところで浦和のホテルに2泊したら、朝食と夕食がホテルの階下にあるデニーズになってしまい、3日間で4回も通ってしまいました。メニューに「氷黒蜜宇治金時」を見つけてしまったため、つい頼んでしまったのですが、抹茶アイスもどきがのってるだけで、抹茶シロップなしのかき氷が出てきて、がっかりさせられました。