先週の土曜日、新宿駅の様子がいつもと違いました。
人がやけに少ないのです。
まさかとは思いましたが、ワールドカップ効果だったようです。
サッカーの視聴率を、こんな形で体感できるとは思いませんでした。
ブラジル人などが熱狂してる話は知っていますが、
いつの間にか日本でもサッカー熱が高まっていたのですね。
驚きました。
例によってテレビのない僕は、1秒も見ていません。
そういえば、この違和感、4年前にも感じていました。
もっとも、当時よりは世間のことがわかっているので、
サッカー観戦にのめり込む人がいるということは理解しています。
ちょうどその土曜日にも、ある高卒生が教えてくれました。
なんでも10数年間、サッカー少年でやってきたそうです。
それなら確かにサッカーを観たくなるかもしれませんね。
ただ、受験勉強よりサッカー観戦を優先するわけですから、
成績が下がるのは当然でしょう。
いくら「サッカーを観ると自分もやる気が湧いてくる」と言っても、
時間コストがかかりすぎてマイナスになりがちでしょう。
うちのスタッフなどは、
「日本戦なんて観なきゃいいのに……」
とつぶやいていました。
なるほど「スーパープレイが出そうな強国の試合だけ観ろ」と。
笑えます。
考え方は人それぞれのようです。
ちなみに僕は、やっぱり4年前と変わらず、
原稿書きにのめり込んでいます。
今月は相当、原稿を書きました。
電車の中でもパソコンを開くのは当然ですが、
立っている場合でも、プリントアウトした原稿に、
ペンで手を入れたりしています。
風呂場にも耐水メモパッドがあるので、
思いついた問題のアイデアを書き留めています。
これを文具店で見つけたときには、
「自分にぴったりじゃないか!」と叫んで、即買いしました。
今は、文庫本を執筆する話が来ていて、
お引き受けするかどうかを迷っているところです。
「文庫本なら値段が安いから売れる」という考えは、
甘い気がするんですよ……。