2月12日に行われた立教大経営学部入試について、
質問メールをいただきました。
<Hさん>
こんばんは、Hです!立教大学の経営学部です。
消費革命が進行し、流通業界にも大きな変化が生じ大規模小売業では低価格・大量販売を特徴とする(イ)や量販店が成長し、売上高で百貨店をおびやかすようになった。
何も思い浮かばなかったのでスーパーマーケットにしてみました…(゜∇゜)
大日本帝国憲法についての正誤問題で正しいものを選べ、という設問で
aこの憲法は第二次世界大戦での日本の敗戦により破棄され、これにかわり1946年11月3日に新しい日本国憲法が公布された
bこの憲法の制定と同時に皇室典範も制定されたがこれは国民一般が関知すべきところではないという理由で公布されなかった
c帝国議会は貴族院から構成されたが、予算と立法の権限については衆議院が貴族院に優越していた
d山形有朋を中心に井上毅、植木枝盛、中江兆民などが起草にあった。
bと悩んでaにしたのですが、これってもしや破棄ではなく改正だからbなんでしょうか(T_T)でも皇室典範も後の改正では公布されたとwikiに書いてありました。どうなんですかこれ。(後略)
<石黒>
1つめはスーパーマーケットです。
2つめはbです。
ウィキペディアにあったというのは戦後の話ですよね?
明治時代の皇室典範は「公布されない」と
40面ノートにも書いてあります。(後略)
この問題でもやっぱり、
ポイントをつかんでいることの大切さがわかりませんか?
戦後の憲法が、戦前の憲法を改正する形で作られたというのは、
授業で必ず強調する部分なんです。
一方で、皇室典範が「公布はされない」ということも、
逃してはいないのです。