テーマ短期講座「差がつく文化史」

上記に告知した1日間結講座についての質問をいただきました。

<Tさん>
こんにちは。私は普段、河合塾あざみ野館で石黒先生の早慶大日本史をうけているです。
先日塾で「秋のテーマ別短期講座」のプリントを受け取ったのですが、先生の文化史の講座は受けた方が良いですか?そして授業はどのくらい詳しくやるのでしょうか?内容のところに「グリーンコース1学期で学習した範囲を中心に」と書いてあったのですが、普段授業でやってないのでせっかく先生の文化史の授業を受けられるならと思っています。今文化史は先生からもらったプリントを使いながらやっていますがあまり自信はないです。
返答よろしくお願いします。

<石黒>
この講座は180分で文化史を説明するものですが、1学期の文化史のすべてを話すには時間が少なすぎます。最低でも450分必要ですから。それゆえ仏教史だけを講義します。たぶん自分で勉強している内容のはるか上の話になるはずで、文化史の難しさを実感できると思います。あざみ野館はたぶん締め切りになると思います。受講を考えているならお早めにお申し込みください。

ちょうど昨日、別の生徒からも同じことを講師室で質問されました。もっとも彼は『でる日講義-とことん文化史-』を使っている人だったので、この講座は内容がかぶるから受けなくていいよと伝えました。

毎年のことですが、この講座を受けるとわかりにくかった仏教史が理解できてスッキリする人がいる一方で、思い描いていたレベルより難しいことに暗澹とする人が出てきます。現実を見たくなくてファンタジーの世界に旅立ってしまう人もいるようです。
10月末、11月頭という結構差し迫った時期に設置されている講座です。この時点で文化史をまったくやっていないとダメージが大きいので、仏教史以外の部分はしっかり学習しておいてください。

ちなみに先日は『でる日講義-とことん文化史-』を一日も早く入手したいということで、ある受験生のお母様が直接弊社までいらっしゃるという大変珍しいことがありました。時間のある夏休みに少しでも文化史を学習しておくべきです。

でる日講義-とことん文化史-