<Sさん>
こんばんは。今日の慶應経済の入試でわからない問題があったので質問させてください。
問.第一次世界大戦から第二次世界大戦にいたるドイツに関する次の1~4の文章の中から、誤りを含むものを1つ選びなさい。
1. ドイツの休戦協定への調印を経て第一次世界大戦の戦闘が終結した。その翌年に結ばれたヴェルサイユ条約によって、ドイツは莫大な賠償、軍備の制限、領土の割譲などが求められた。
2. 国家社会主義ドイツ労働者党のヒトラーが首相になり、ドイツは国際連盟を脱退した。そして、ヒトラーは再軍備を宣言した後、オーストリアを併合した。
3. ドイツと日本が日独防共協定を結んだ翌年に、イタリアを含めた日独伊防共協定が結ばれた。アメリカはそれに対抗するためにソ連を承認し、ソ連が国際連盟に加入した。
4. ドイツは、ソ連と独ソ不可侵条約を結んだうえで、ポーランドに侵攻した。それに対抗して、イギリス?フランスがドイツに宣戦布告し、第二次世界大戦が始まった。
答えは3にしました。
問. 狩野派に学んだ(a)は、オランダから輸入された西洋画を見ることにより、その技法を取り入れて写実的な日本画を創始し、(a)の影響を受けた呉春は日本画の大きな流れとなる四条派を開いた。
空欄aをいれる問題なのですが、わからなかったので谷文晁といれてしまいました。
お忙しいところすみません。よろしくお願いします。
<石黒>
1つ目の正解は3です。ソ連の国際連盟加盟は1934年で順序が間違っています。難問です。ただ、国連発足時の加盟国数が42カ国で、のちにドイツ・ソ連が加盟したことを、でるとこプラスで説明しました。その時期は難しかったのに、よく正解しましたね。
2つ目の正解は円山応挙です。谷文晁を考えたのはエライですが、これを機に覚えておきましょう。ちょうど円山応挙と呉春は、プリントに並んで書いてあることですし。
みなさん連日試験続きで大変でしょうが、体調管理に気を配りながら最後まで全力を出し切ってください!