でるとこの教材に出会えてよかったです!(2)

昨日のYさんからのメッセージの続きです。

<Yさん>
(前略)一日12時間といっても完全に付け焼き刃&基礎の基礎からなので、これから頻繁に見直さないと全部忘れてしまうだろうと思い、恐ろしいのですが。どの教科でもそうでしょうが、日本史は特にコンスタントにやり続けるのが大事だと気づかされました。学校で確かにやったはずの所も、拭ったように忘れていて、今までの怠け癖を悔やんでおります(涙)

ここからは個人的な質問なのですが、独学受験生の場合、映像教材についているプリントの復元はどのようになペースでしたらいいでしょう?先生の過去のブログで探してみた所、受講生の方は「次回の授業までに完璧にする」等を目標にされているらしいですが、予備校で通年授業を受けていないと、そのような制限が無いので、困っています。夏休みは他にもやることが多いので、まず近現代史のプリントを通して終わらせてから、夏休み後半や二学期に復習もかねて復元する、というやり方でもいいのでしょうか。ちなみに、文化史はブログで見た通り復元はせず重要語句を紙に繰り返し書くつもりです。

また、近現代については『つな近』は基礎レベルと書いてありましたが、それだと早稲田対策にはでる日の『経済・外交史近現代編』も必要でしょうか?前近代は『難関大~』で難しい用語を勉強しようと思っていますが、近現代はそういったものが無いので迷っていて…。ただ、文化構想学部は近現代からの出題率が比較的低いらしいので、予算のこともありますし、『つな近』と問題集や過去問でなんとかなるなら、そうしたいなと思っているのですが(^-^;長々とすみません。

<石黒>
『でる日講義−つながる近現代−』のノートの復元は、Yさんもすでに気づいているように「コンスタントにやり続ける」必要があります。授業後に間が開くと忘れていってしまうため、受講生の場合は「次回の授業まで」をノルマにしているのです。というわけで、授業を見終えて復習を済ませたあとは、できるだけ間を開けずに復元に取り組みはじめてください。とくに「つな近」のノートファイルは基礎に絞ってまとめてあり、通年授業の受講生が使っている40面ノートのシンプル版ですから、1日1面なんて軽いと思ってください。最初は時間がかかるかもしれませんが、慣れれば1日に2面くらいずつやれるはずです。

そして基礎が固まって2学期に入ったら、肉付けをします。テキストに載っている問題や『受験生が本当にほしかった問題集』を解きながら、ノートにない用語を追記していってください。そうしてパワーアップさせたノートをある程度覚えたら、覚えた範囲の過去問を解いてみてください。『でる日講義−経済・外交史(近現代)−』が必要かどうかは、その正解率で判断すれば良いと思います。肉付けがあらかた終わったところでこの教材に取り組むと、より細かい知識が入ります。戦後の経済などは、びっくりするほど細かい話があるんです。

たしかに、文化構想学部は近現代からの出題が他学部にくらべて少ないので、他教科とのバランスも考えて進めてください。もっとも、早稲田の他学部や併願校のことを考えると、近現代を軽視することはできないのですが、そこは第一志望にかける比重で変わってきます。

独学で、しかも周囲が関西の大学志望の受験生が多い場合、どうしても学習レベルが甘くなりがちです。周りに惑わされることなく、過去問をもとに合格に必要な水準をつかんでください。健闘を祈ります。

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