よく図書館で本を借りて読むのですが、気になったところには付箋をつけて、後でまとめてパソコンにメモしています。パソコンを使うのは、検索がしやすいようにとのねらいです。しかし、手書きのノートとは違ってパッと見てすぐわかるわけではないのが弱点です。プリントアウトすれば別ですが、メモしたファイルを開かないかぎり、読むことはありませんし。
一方、博物館などに行くと、そこで得た情報をどこまで記録しておくべきか迷いがちです。博物館の多くは写真撮影が禁止されているため、メモに残さないと見たモノを十分吸収できないおそれがあります。しかし、展示品は次から次へと目に飛び込んでくるので、ついつい足早になります。授業ではよく「メモを取って!」と言っているのですが、僕自身は決してメモが得意ではないわけです。予備校の授業でメモを取るのに慣れた人は、今後に活かせるはずですよ。
で、結局何が言いたいかというと、「ポメラがほしいけど迷う……」ってことです。受験生で使ってる人はいないでしょうけれど、大人のかたで、お使いのかたには感想をうかがいたいものです。
さて、今日は二つの質問を紹介します。
<Oさん>
藤沢現役館でいつもお世話になっています。昨日の授業で1つ疑問が浮かんだのですが、太平洋戦争の際に軍隊に入るのは徴兵令で定められた人たちなのですか?それともどこかで廃止されたのですか?また自分は明治大学の国際日本学部志望なのですが、学部ができてからまだ間もないので、対策に困っています。その場合はどの赤本をプラスしてやるべきでしょうか?
<石黒>
正確には1927年に制定された兵役法によるものですが、それについては入試では問われません。また、徴兵令の免役規定がなくなったことについては河合塾では教えていませんが、冬期講習の早慶大日本史では扱います。
それから明治大学は学部ごとに特性がありますが、選り好みせずいろんな学部の問題を解いてください。
<Oさん>
登山お疲れさまでした(^O^)b 36ページのワシントン海軍軍縮条約廃棄通告なんですけど、34年に日本が通告したじゃないですか。でもワシントン海軍軍縮条約って22に結んで10年有効だから、有効期限もう過ぎちゃってます..よね? 間違ってたらごめんなさい><
<石黒>
ロンドン海軍軍縮会議で主力艦建造停止を1936年まで延長したことを思い出してください。このとき主力艦保有量の比率についても継続することが決まりました。
迷っているところに、メモ帳を二つもらったため、より悩むことになりました。
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