近現代おもしれ~~!

河合塾では2学期の通年授業が三大改革から始まります。
そこから戦後までを150分×12回で終わらせるというのは、
時間的にかなりキビシイものがあります。
そのかわりといってはなんですが、
夏期講習に近現代の集中講義が900分もあるのです。
5日間で近現代を走り抜けるというのは、
スピード的に「超展開」になるので、
なかなかおもしろいものがあると思っています。

今日は、その講座を受講した方からのメッセージを紹介します。

<Mさん>
南浦和での講習お疲れ様です!先生よりずぅーーーーーーーーっと未熟者の俺は、とくになびきやすいので、(もとからなびきやすいのですが・・・)その事により注意しなければなぁと感じました。。。最近は、『西園寺公望-最後の元老-』という本を一日5ページ読んでいるのですが、これを読むと先生が言っていた誰が誰の後継者で、とか、対立図式とか違う方面(媒体)からも確認でき、近現代の良い流れが頭に定着してきているなと実感しています。あと気になっていることがあるのですが、近現代集中講義の2ページ目の五箇条の御誓文ところなのですが、先生は口で「明治天皇が天地神明に誓う」といっていたとおもうのですが、板書では「明治天皇が天地神に誓う」となっていました。天地神明が正しいのか、どちらでもいいのか教えてください!

<石黒>
返信が遅くなり申しわけありません。
「天地神明」です。
たぶん授業で「要するに神様に誓うってことです」
ってしゃべりながら書いていたので、
「神に誓う」ってなってしまったのでしょうね。
これまたすみません。
書いていることと違うことをしゃべるというのは、
なかなか技術的に難しいものがあります。
これでもだいぶできるようになったのですが。
ところで、ずいぶん渋い本を読んでますね。
確かに西園寺公望を扱った本なら、
昭和戦前期のことがよくわかると思います。

<Mさん>
先生の場合、たまにわざと間違えることありませんか?難しい漢字に注意をひかせるために!ときどきそう感じることがあります。西園寺の本確かに渋いかもしれません(-. .-)!笑。昔から渋い?本は好きでした・・・白洲次郎然り、杉原千畝然り、そんな本も深く読めるようになったのは先生のおかげです!今までは歴史の花形はやっぱ武士の時代だな!と思っていたのですが、今回の近現代集中講義をうけて「なにいってんだ!明治、大正おもしれ~~」って思うようになりました!それも少ない時間のなかで、わかりやすく、流れをとぎらせない、なにより熱い!とても自分のなかで有意義で、濃い時間を送れました!

たしかに「それって演出?」と思われそうな言い間違いとかしますね。
いや、一応、素なんですが、ときどき自分でも、
「わざと間違えたって思われたかも……」って思うときがあります。
それはともかく、近現代はおもしろいところが多いですよね?