夏休みに近現代の基礎的な学習をしたら、
『聴くだけ日本史−内閣編−』で
習得の度合いをチェックしてみましょう。
これは、いろんなできごとの内閣を、
音声で徹底的に問いかけている教材です。
4枚のCDには、324問の問題が収録されています。
中には難関大向けのハイレベル問題も含まれていますが、
そうした問題は、2学期になってから解ければいいので、
ひとまず基本問題約200問にチャレンジしてみてください。
問題集を解くのとはまた違った側面から、鍛えられますよ。
そして、CDに付属する「内閣シート」を、この度改訂しました。
これは、予備校で配布しているモノクロ版の「内閣プリント」を
大幅にパワーアップしたものです。
カラーになっているだけでなく、
モノクロ版に未登場のできごと・大臣を追加し、
さらには、未配布の戦後史編も新作しました。
首相や政党をキャラクター別に色で塗り分けてありますので、
それぞれの内閣の性格をつかみやすくなっています。
また、関連のあるできごとを矢印で結んで、流れをとらえやすく、
ビジュアルで定着できるようにもはかりました。
今回の改訂では、色分けをよりわかりやすくしたほか、
戦後を中心に増補しています。
今年度、すでに当教材をお求めいただいた方には、
個別に改訂版の内閣シートを郵送いたします。
数日中にお手元に届くかと思いますので、
今後はそちらをお使いください。
また音声CDの冒頭で、このシートの使い方を説明しているのですが、
今回の改訂にともない、そちらも録り直しました。
例の発声レッスンで、しゃべり方はもちろん、
適切な録音環境も整えましたので、さっそく導入したわけです。
以前よりはずいぶん聞きやすくなったかと思います。
僕も仕上がった音声を聞いて納得したわけですが、
シートの説明が終わっていざ問題部分に入ると、
昔録った音質との差が歴然としてしまいました……。
当時は、derutoko.com 教材も
ラインナップがほとんどない駆け出し状態でしたから、
安いマイクやMDを使って録っていたんです。
お使いの方には、お聞き苦しくて申しわけありません。
2時間ちかくに及ぶ音声をすべて録り直す時間と経費を捻出するのは、
超零細企業にとっては、なかなか勇気のいることなんです。
あと3年くらいしたら、発売10周年記念として
気合いを入れて録り直すことになるかもしれません。
なお今回の改訂で、CDの盤面デザインもリニューアルいたしましたが、
音声の問題部分の内容には変更はありませんので、
旧版をお持ちの方も、CDはそのままお使いいただけます。
夏の近現代の学習には、
ぜひ『聴くだけ日本史−内閣編−』もあわせてどうぞ。