開講直後に、こんなメッセージをいただいていました。
<Mさん>
今日、石黒先生の通年授業を初めて受講したMと申します。こんなメールうってないで復習しろよと思われるかもしれませんが、伝えさせてください。正直、先生の話をきく、板書する、メモをとる、を同時進行するのはきつかったです。(一応、体験授業、春期講習、読むだけ日本史を通して授業にのぞむスタンスなど用意?準備?していったつもりでしたが甘かったです。)でも本当に楽しかったです!ただただ楽しかった、いままで味わったことのない感覚で、ますます日本史への興味をかきたてられました!始まったばっかりですがこれからもよろしくお願いします。一応ですが早稲田大学教育学部志望で日本史高校教諭をめざしています!
<石黒>
メールありがとうございます。
初回の授業は確かにきついと思いますが、
できるだけ早く慣れていってください。
もともと日本史に興味があるのなら、
受験に出ないところは切り捨てる僕の授業は
歯がゆく感じるところもあるかもしれませんが、
そこは大学に入ってから存分に学ぶことにして、
今は効率重視で、合格への最短ルートを目指しましょう。
他教科もバランスよく進めていってください。
健闘を祈ります。
最初のうちは、授業中にやることが多すぎて
パニックになってしまう人もいるかと思います。
復習のためにも、授業を録音することをお勧めしていますが、
こんな意見もありました。
<Xさん>
先生、こんにちは東京本校のXです。何度もすいません。まだいまいち不安も多くメールさせていただきました。先日はありがとうございました。実は第二回の授業でICレコーダーを使って授業を録音させていただき、復習に利用しました。が、早くも必要なくなりました。というのは授業中にどうしても甘えが出るんです。メモの量は少なくなるし先生には大変申し訳なかったのですが集中力が続かなかったんです。これは僕だけだと思いますが、5/8の第三回にはICレコーダーを使用せず授業を受けたらメモの量が圧倒的に増えたのです。第一回よりも多かったです。授業もあっという間に終わった感じです。自分でもびっくりしました。もう一つICレコーダーで復習をすると不思議と先生の言葉も拾えなくなります。先生は「ここ」とか「これ」を多く使われるのでどこが重要か耳だけではわからなくなります。メモをとらなくてよいといわない部分は全て拾わなきゃと思うのでこれからも絶対に気を抜けません。録音すると油断してしまう。中途半端に聞いてると復習にも響くことがわかりました。ちょっとした発見でした。まあ人それぞれなのでさすがに先生にしか言えませんが(笑)(後略)
<石黒>
2週目の授業中
「なんで集中していないのかな?」と疑問に思っていましたが、
納得できました。
ちなみに授業で「ここ」とか「これ」などの指示語を使うのは、
録音したものを聴いても
意味がわからないように故意にしていることです。
最大の理由は生授業の緊張感を大切にしたいからですが、
授業の録音コピーが漏洩しても
効果が半減するようにという理由もあります。
授業を最大限に生かす方法は、人それぞれのようですね。
偉人のアドバイスを参考にしながら、
自分のやり方を早く確立していってください。
僕としては、
高い授業料を払って予備校に来ていただいているのですから、
授業時間をめいっぱい使って、
できるだけたくさんの情報を提供していきたいです。
どこまで漏らさずGETできるかが、勝負ですよ。