2月2日に実施された明治学院大入試の正誤問題で、
こんな質問がありました。
<Yさん>
こんばんは。河合塾でお世話になりましたYです。今日明治学院の入試でした。早慶の直前講習でやった内容なども出ていて,やはり馬鹿にできないなーっと感じました。ところで,正誤問題であやふやな所があったのでお忙しい中恐縮ですが質問させて下さい。
下線部e(新田開発)に関連して,江戸時代の新田開発に関するア・イの説明について,その正誤の組合せとして適切なものを,下のうちから一つ選びなさい。
ア 鉱山開発で進歩した技術を治水・灌漑に転用することで,大河川の下流や海岸部で大規模な新田開発が可能になった。
イ 17世紀末からは町人請負新田がひらかれるようになったが,新田開発は入会地の減少や水害など新たな問題を引き起こした。
(1)ア—正,イ—正 (2)ア—正,イ—誤
(3)ア—誤,イ—正 (4)ア—誤,イ—誤
イが正なのは分かったのですが(あってますよね…?)アの判断ができませんでした。結局川口新田が淀川下流だったということを思い出し,後半部分だけで正としてしまいました。初歩的なミスだったら恥ずかしいのですが,教えていただければと思います。
<石黒>
正解は(1)ですね。
戦国時代の築城や鉱山開発などの技術と、
治水・灌漑の技術には共通するところがあるんじゃないか……
と推測できませんか?
自信は持てないでしょうが、正しいと判別したいところです。
「新田開発は入会地の減少や水害など新たな問題を引き起こした」
ことを正文と言えたのは良かったです。