『でる日講義−経済・外交史−』撮影日記(4)

今週・来週は、映像授業の撮影をしています。
『でる日講義−つながる近現代−』や、
『でる日講義−とことん文化史−』の時のスタジオが、
この時期なら空いているというのです。
今回撮っているのは、
『でる日講義−経済・外交史−』の近現代編です。
近現代はあちこちがからみあっているので、しゃべるのも大変です。
関連性がよくわかるように、
話す順番を綿密に決めて講義に挑むのですが、
何しろ細かい情報が多いので、
話しそびれてしまうことがあるのです。
そうした失敗を避けるべく、
カメラを回さずに予行演習をしているほどです。
そのせいで今まで撮った映像教材のどれよりも、
時間がかかってしまっています。
要は完成度の高さを求めるオタクな性質が、
こんなところにも出ちゃってる……ってことなんですが。

そして、その撮影の合間にメールを受信すると、
これまた心臓に悪いです。
スパムメールが大量に来るので、
それらを削除しながらメールの題名に受講生の名前を見つけると、
「おーっ、どうだったんだ!?」とドキドキするんです。
それで削除し終わってから、一通一通読んでいくわけですが、
読み終えるまではハラハラドキドキが止まりません。
彼や彼女がどうなったのか……というのは、
みなさんが思うより気にしているものなんです。

ちなみに、スタッフの中には、
derutoko 教材を買ってくださった人のフルネームはもちろん、
顔も知らないのに特徴まで覚えている人がいます。
なので、一緒になってすごい合格報告にあんぐりしています。