またもや夏期講習についての質問がありました。
<Fさん>
こんばんは。河合塾で授業を受けている者です。夏期講習について質問があります。私は第一志望は日本史が受験科目ではなく、第二志望からは日本史が受験科目です。第二志望は同志社なのですが、河合塾の「早慶日本史」を取るべきでしょうか??まだ新設の学科なので過去問もなくて困っています。近現代も予算問題があるので受講するかどうか迷っています。文化史はサテライト講座を取るか、映像教材を購入する予定です。お忙しいのに手間をかけてしまいすみません。
<石黒>
まず、同志社についてですが、
新設学部だから傾向が違うって可能性はありますが、
多くの場合は学部が違っても傾向が共通していることが多いです。
そうなると過去問は解ききれないほどあります。
授業でも2番ページでそういう話をしましたよね?
それから夏期講習の「早慶大日本史」ですが、
同志社対策としては取る価値は少ないでしょうね。
純粋に早慶だけに的を絞った講座だからです。
ちなみに、同志社大は文化史が難しいので、
ばっちり学習しておいてください。
くれぐれも‘ぬるい’学習にならないように願います。
このブログも相当な量を書いていますから、
新設学部でも「他学部の過去問をやるべきだ」ということが、
よくわかるエントリーがすでにあるんです。
今年の立教大入試の話です。
このエントリーからは、もう一つ大いなる教訓が得られます。
入試のために必要な知識はどこから得るかってことです。
頭の回転が速い人なら、用語集は? 教科書は? 先生は?
……と思いめぐらせるのではないでしょうか。