早大政経を志望しています(4)

昨夜、ブログをアップしたところ、
そのたった30分後に
Y君という方からM君に対する意見をいただきました。
彼は僕の授業を直接受けたことはなく、
derutoko.com 教材だけのおつきあいだった人で、
今年、みごと上智大法学部、慶應大法学部に合格を果たしました。

<Yさん>
先ほど早大政経を目指す人(3)を見ましたが、生意気に自分から意見を言わせていただくとしたら、多少お金がかかろうと文化史の映像教材は絶対に買うべきだと思います。なぜなら、
(1)映像がついてることによって視覚、聴覚を使ってできるということ
(2)文化史は自分で勉強するとムラができたり、余計に覚えてしまうということ
(3)強弱をつけて覚えないと挫折しかねないということ(なぜなら文化史はやろうと思えばかぎりないから)
(4)一方で強弱というものは先生のように膨大なデータによってわかるということ
(5)何よりも時間短縮につながるということ
また親の説得には、「自分の将来に投資してくれ」ぐらいのことを言ったほうが良いと思います。親が受験について知っているレベルはたかが知れています。まじめに勉強さえすれば受かるという考えです。しかし、何より大事なのは合格するためにはどうすればよいかということを具体的につめていくことです。そのためには情報量というものがかなり関わってくると思います。いかに無駄を省き、効率よくやるということが大切かということがこの教材で分からせてくれました。ちなみに今年自分が受けた9校中4校、同じ文化史の範囲から出てきたことには驚かされ、逆にやってなかったことを考えるとぞっとします。正直私立文系ということは、お金もないわけではないと思いますが…どうなんでしょう?

このY君からのアドバイスには驚き、かつ喜びました。
合格した人がまだ読んでくれているってのもうれしいのですが、
エントリーをアップしたわずか30分後に、
これだけのメールを書いてくれたのです。
もちろんその内容に喜んだのは言うまでもありません。

ただ、M君の場合、実はここには書けないいろんな事情があって、
ほんとに余裕がないのも事実なんです。
だからたぶん大学に入ってからも大変になるでしょう。
逆に言えば、現在恵まれた環境にある人は、
その恩恵を無駄にせず、しっかり吸収していってほしいと思いました。