いろんな大学の感想

入試の感想が届いています。

<Iさん>
石黒先生、こんにちは。今、立教の全学部の日本史が終わりました!先生がおっしゃってた通り、図版問題が出ました。あと30字、40字以内の記述が出ました。あと、佐藤栄作内閣の沖縄返還や公害対策も出ました(o・∀・)oもう、嬉しくてメールしてしまいました(笑)

<石黒>
また記述が復活していたんですね。どんな問題なのか楽しみです。
それにしても沖縄返還や公害対策は出ますねえ。
まだまだくり返してくれるということですね。ありがたいことです。

<Tさん>
石黒先生!! 今、上智大学・総合人間学部・心理学科の(2)時間目の日本史の試験が終わりました!! …上智大……かなり傾向が変わりました。大問(2)問制で文化史がたったの(1)問しかでませんでした!!しかも「日本軍が連行した陶工などの朝鮮人」に関する正誤問題でした!ぶっ飛んでます!笑

<石黒>
傾向については実物を見ないとわかりませんが、楽しみにしておきます。
不確かなところを確認して次に備えてください。

<Yさん>
おはようございます!一昨日受けた同志社の全学部試験で井真成でましたよー!問題文に玄宗もかいてあったので阿部仲万呂と迷いましたが、墓誌とあったので、井真成にしました。 昨日は同志社、個別日程を受けましたが、27番ページ下だけでがほぼ大問1つでてました!できはボチボチでした…8割弱だと思います。早稲田レベルまではまだまだだと思うので、もっともっと復習していきたいと思います。では失礼します。

<石黒>
なるほど、同志社大も発掘モノを出す大学でしたね。
墓誌なら井真成でしょう。
ちなみに、「阿部仲万呂」は誤字だらけなので注意してください。

<Mさん>
(前略)4校受けてみての現時点での感想なんですけど…例えば本番に問題を解いていて「あ…これノートのあそこに書いてあったのにどうしても思い出せない!」となって答えられなかったとするじゃないですか。そして終わってノートを確認して「もう…これだよ、これ。何で思い出せないんだよ!」と自分を責めることになるんですが、帰りの電車では他の受験生の「○○大学の日本史ってマニアックで全然わからなかったよ↓」という会話が結構聞こえたりします。ここで私は、先生の授業をうけていた自分と他の受験生とでは『常識』という根本的な部分が違うんだな、と思いました。「答えられない」という点では同じなんですが「思い出せない」と「知らない」なんですよね。というわけで、なんだか本当に先生の授業ってすごいんだなあ…本物なんだなあ…と改めて実感させられている今日このごろです(笑)まだまだ今の時点で結果としては何も出ていないので何とも言えず説得力に欠けるかもしれませんが…とにかく先生はホントにすごいですよ!笑 そして、今後はさっき書いたようなとりこぼしをしないように気をつけます(^^)/もったいなすぎますもんね!!!

<石黒>
誉めてくださってどうもありがとうございます。
でも、ほんとにそういうことです。
もう標準レベルが違っているんですよ。
後はその情報を活かせるかどうかが勝負です。
なんとしても思い出してほしいものです。
残る入試に備えてまだまだ詰め込んでください。

僕が言うと自画自賛になってしまいますが、
普通に勉強している人たちとは水準が全然違うんです。
「何をどれほど覚えるべきなのか」は、
入試問題をたくさん解いて、
それを記録しないかぎりわからないことなんです。
だからなんとなく日本史を勉強してきた人たちとの間に、
大きな点差をつけることができるんです。
それはもう笑えるほどに、です。
ただ、僕にとってはそれすらも当然のことに感じています。
センター試験で満点とか、早稲田で9割正解なんて人が出てきても、
驚愕することではないんです。
「それってノートにあったよね?」とか、
「こうやって推論していくとわかっちゃうよね?」って感じなのです。

こんなふうに言うと、
「石黒のノートってどんだけ厚いんだ!?」
なんて思う人が出てくるでしょうね。
政治史がB4で40面、文化史は16面です。
後は、授業内容を聴き取るチカラと、
物事を深く考えるチカラが必要です。
でもそれは、受験に関係なく、人間として必要な能力だと思います。