文化史をやらない学校の授業

某高校の生徒から、こんなメッセージをいただきました。

<Xさん>
学校の日本史は教科書を先生が読んで、ほぼ教科書通りの穴抜きプリントを埋めるだけです。しかも文化史すっとばしまくりです。ありえないです。もう授業はまったく聞いてません。

これは相当手抜き授業ですよね。
日本史が専門ではないってことでしょうか?
そのプリントにも驚きますが、文化史を扱わない意味がわかりません。
受験など何も意識していないのでしょうね。
これで「受験がんばれ!」と言っているとしたら、
もうギャグでしかありません。
まさか生徒は騙されてませんよね?
ちょっと心配になりました。

ちなみに、この彼女からはその後こんなメールが届きました。

<Xさん>
こんばんは。アットホームな?××高校のXです。突然すみません。今先生のブログ見て思ったのですが、前回の(中略)は思いっきり、言い訳でした。「言い訳を始めたら負け」をみて、すごく恥ずかしくなったのでメールしました。お忙しいのにすみません。それを言うなら自分で進めろ!って自分に言い聞かせて、気合い入れ直します。負けたくないので頑張ります。変なメールすみませんでしたm(__)m

<石黒>
たしかに学校に依存しているところが少し見えかくれしますね。
これで僕の授業を受けていないのでしたら同情しますが、
Xさんの場合は『でる日講義−とことん文化史−』も、
使ってくださっていたはず……と思います。
十分に吸収しきってください。