夏期講習に突入してご多忙中の石黒先生にかわり、今日のエントリーは管理人よりお届けします。
『でる日講義−とことん文化史−』についての質問を紹介します。今の時期は、1学期の授業の復習や講習の予習に追われていると思いますが、夏に予備校で文化史の授業を受けない人は、今のうちから、こつこつ文化史に取り組んでいってくださいね。マイペース自宅勉強派の人は、予備校組との環境の差を自覚して計画的に進めましょう。講習があれば、強制的に授業の進度に身をおけたり、周りの受験生に刺激されたりすることができますが、そうでない人は自己満足勉強になりがちなので、要注意です。
<Nさん>
でるとこ日本史講義−とことん文化史−を購入したんですが、政治史がまだ終わってない時代の文化史をどんどん進めちゃっても良いんでしょうか?あと、ノート1面ごとに覚えて次の1面の講義を見るというやり方で大丈夫でしょうか?
<石黒>
本当は政治史が終わった後に文化史に入った方がいいのですが、『でる日講義−とことん文化史−』はテーマ別で講義が進むため、そうも言ってられません。少しくらいはフライングしてしまってもしょうがないと思います。古代の政治史が終わったら、古代だけでなく、その先の中世の文化史くらいまでは手を出してしまっても良いでしょう。もっとも講義映像は細かく分かれていますから、美術史などは「平安時代の絵画」までを見て、残りを後回しにすることができます。それに対して、仏教史だったら最後まで見てしまってください。また、プリントの覚えるタイミングについてはこちらで説明しています。
<Nさん>
ありがとうございました。あと、問題集の使うタイミングはいつが良いですか?やっぱり一通り覚えてから取り組んだほうが良いんでしょうか?
<石黒>
習得し終えたテーマの問題を順次解いていってください。