今日は、昨日の続編をお伝えする予定でしたが、
ちょうど「予備校のテキストの厚さにたじろぐ」の記事に
関係するメールが届きましたので、
そちらを先に紹介します。
<Tさん>
今日早稲田予備校西船橋で体験授業を受けたものです。先生、お疲れさまでした。先生の日本史を、でるトコのみ追求し、英語の時間を多く確保するというスタイルには共感するモノがありました。また、講義はたいへんわかりやすく、ノートを少し見ても自分が見たことない用語があり、これが本当の『でるとこ』であるのかと、感慨にふけりました。
しかし、23日という若干遅くに体験があったこと。石黒先生の日本史を他塾と並行したりすると、金銭的な問題も発生すること(他塾で単科のみは都合が悪いので)。などを考慮した結果、駿台に行くことになりました。日本史はこれから駿台で講義を聞くことにし、先生の参考書等を使い『でるとこ』を押さえて勉強をする手順を考えているのですが、そのように考えている僕は甘いのでしょうか?
<石黒>
最初にお聞きしたいことがあります。
志望大学はどちらでしょうか?
早慶レベル、MARCH学習院レベルなどの答え方でもかまいません。
お教えください。
<Tさん>
志望大学は慶応を目指しています。学部は経済、商、法などを受けようと考えています。
ところで、今日のブログを拝見させて頂きました。質問者がとても私の現在の境遇に近かったので参考になりました。ですが私は昨年先生の通年授業を受けていないため、40面ノートも持ち合わせていません。そのため、効率よく勉強できているのかと懐疑心を抱いています。。。(;-_-+
<石黒>
志望校が超難関大ということであれば、
効率の良い勉強をとことん追求する必要があるでしょうね。
しかし、それは簡単なことではありません。
入試で何が出て、何が出ないのかを、
はっきり「まっとうに」書いている参考書はなかなかないからです。
僕の参考書にも
入試出題データがすべて書いてあるわけではありません。
『受験生が本当にほしかった問題集』でしたら、
近現代の覚えるべき用語をほとんど網羅していますが、
それにしたところで、
用語のポイントをはずすことなく正しく理解していなければ、
その用語を習得したことにはならないのです。
T君が通年授業を取れないのは残念ですが、
本気で慶應大をめざすなら、
そのレベルに到達できる勉強法を模索し続けるしかありません。
幸い僕のブログには、
T君のような人へのアドバイスがたくさん書いてありますから、
あちこち読み回ってみるといろんなことがわかるはずです。
よかったらderutoko教材を使ったり、
講習を受けるなどしてみてください。
超難関大受験の水準および、その特徴・対策がわかるかと思います。
3月、4月のこの時期は、
「いよいよ受験の1年が始まる」という意味で、
大学入試の日本史、ひいては大学受験全体を、
客観的に正確に認識することが大切です。
それゆえブログやサイトを見ることをお勧めしているんです。
各校舎で行われた無料体験講座は短い時間でしたが、
「受かった人たちの世界」がかいま見えたのではないでしょうか?
今からでも、ワセヨビならDVD受講ができますよ。