なぜか、政経選択者からの合格報告

僕が出講している校舎の政経選択の方から、
こんなメールが届きました。

<Hさん>
はじめまして。
Hと申します。
僕は○○に通っていて、政治経済を選択科目にしていた者です。
個人的なことですが、僕は今年、早稲田大学政治経済学部政治学科に合格することができました。
僕は政治経済受験ですから、当然石黒さんの授業は受けたことはありませんし、石黒さんは僕の面識もないと思います。

ところでなぜわざわざ政治経済受験で教え子でもない僕が、石黒さんにメールしたかというと、石黒さんのプロ意識に日々痺れていたからです。
誰とは言いませんが、○○の政治経済の先生は、失礼ですが、指導力、研究量ともに全然ダメなので、プロ中のプロである石黒さんに憧れを抱きつつ、その質の高い先生の下で授業を受けられる日本史選択者を羨望の眼差しで見ていました。
また、日本史は政治経済に比べて、暗記量がかなり多く、記憶も大変ですので、それを懸命に努力して、確実に模試で得点を出している日本史選択の友人の努力量とやる気にもいつも尊敬の念を持っていました。
ちなみにその友人とはE君のことです。
彼の日本史の力はとてもすごく、ノートを使って問題を出したりしてあげてたのですが、彼の記憶量とその正確性には大変驚きました。

このようにE君の日本史への姿勢、それから石黒さんのホームページを見て、「早大受験生のレベルとはこんなに高いのか。」「早大受験生の勉強量、努力量はこんなにすごいのか」と大いに刺激を受けました。

話がだいぶ拡散してしまいましたが、僕が一番伝えたいこと、それは「これからも超難関大学合格者を続出させてくれる、プロ中のプロとして頑張り続けてください。」ということです。
石黒さんの指導を必要としている熱意を持った受験生がたくさんいます。
予備校界にはそのような学生の熱意に応えられるような実力や熱意を持っていない先生が少なからずいることも事実です。(僕はそのことを身を持って体験しました。)
しかし、だからこそプロ中のプロである石黒さんには頑張り続けてもらいたいのです。
石黒さんのスケジュールは相当大変であると聞いておりますが、体には気をつけてくださいね。
陰ながら応援していますよ!

いきなりのメールすみませんでした。
また、メールの中に失礼がありましたら、重ねてお詫び申し上げます。

※編注:オトナの事情により、数カ所を伏せ字・省略とさせていただきました。

<石黒>
メールをくださり、ありがとうございました。
授業を受けたことのない方から、
こうしてお誉めの言葉をいただけることは、
恐縮ながらも非常にうれしく思います。
大きな声では言えませんが、
入試問題を研究することなどほとんどせずに
授業をされている先生も、予備校業界にはたくさんいるんですよ。
H君がそうした現実を冷静に捉えて勉強していたことが、
早稲田政経合格という、すばらしい結果を生みだしたのでしょう。
E君はもちろんすごいですが、
H君のそうした洞察力も、
今後の人生に大いに役立つものだと思います。
4月からは、早稲田での大学生活を楽しんでください。

最近は、ほんとにいろんな人からのメールが来るようになって、
返信するのも一苦労な数になってきました。
しかし、まさか、日本史選択じゃない人から
喜ばれるとは思ってもみませんでした。
H君は僕のことを誉めていますが、
むしろ僕がH君のアタマの良さにうならされました。
でるとこサイトや僕の授業を受けている友達から、
早稲田受験の厳しさを間接的に感じ取り、
別教科にもかかわらず、自分の勉強に生かしてしまったんですから。
スゴイ友達が身近にいると、こんないいことがあるみたいです。

それにしてもいろんな方から応援していただいて、非常に恐縮します。
でも、その一方でこれから受験する人、
とくに僕の授業を受けたり、derutoko教材を使う予定の人には、
志望校合格のために必要な水準を、くれぐれも勘違いしないように、
と言いたいと思います。
このブログにはスゴイ人がたくさん出てきますが、
この人たちは、ものすごくがんばった人たちです。

そんな簡単に早慶レベルには受かりませんから。