推薦合格しても授業は受けます

予備校での授業に求められているのは、当然、入試に出る日本史です。
しかし、受験対策と言いながらも、
将来に役立つ話はたくさんあると思っています。
ちょっと大げさですが、受講してくださっている方々の、
人格形成にも関われる部分があるんじゃないだろうか……
と思っているのです。
これが現代文や古文、小論文だったら、
もっとそういう要素が大きいのでしょうね。

なんの話かと言いますと、
時々、推薦入試などで大学に受かった後でも、
受講を続けてくださる人がいるんですよ。
そんなM君からのメールを紹介します。

<Mさん>
いつもお世話になっています。実は私は12月に入り推薦入試に合格しました。普通なら予備校をやめる人が殆どなのですが、そうすると推薦入試と一般入試との人の間では学力の差がひらき、これからのことを考えたら冬期講習も受講すべきと考えました。
そして日本史も石黒先生の授業を中途半端で終わらせたくないという思いが強く、また将来のためにも冬季講習を受講するつもりです。
アドバイザーの方も反対はしませんでした。試験を控えてる人からは反感をかわれるかもしれませんが、過去にも同じような立場で続けた人はいるのでしょうか?忙しいかとは思いますが宜しくお願いいたします。長々とすいませんでしたm(_ _)m

<石黒>
合格おめでとう。どこの大学なのでしょうか?
それはともかく合格したのに授業を、
しかも冬期講習まで受け続けるとはすごいですね。
たしかにそういう人は過去にもいました。
大学では歴史の授業があったとしても、
ごく一部の時代を深く扱うものばかりで、
全時代を通して、しかも分野的に偏ることなく勉強するのは、
大学受験のための勉強で終わりです。
周りの一般受験をする生徒からは
反感を買うこともあるかもしれませんが、
べつに気にすることはありませんよ。
お友達を励ましてあげてください。

いただいたメールで、スタッフで対応できるものについては、
即日回答させていただいておりますが、
石黒個人へのご質問には、
お答えするまでにお時間がかかってしまうことをお許しください。