『でる日講義』第三弾!

今日、ワセヨビで通年授業を受けている人で、
まだ踏ん切りがつかない人がいることを知りました。
去年、Tという予備校で某先生の授業を受けていた人で、
今でもまだそのテキストを見ちゃったりしてるんだそうです。
驚くのは、その生徒は日本史が苦手だってことです。
去年のやり方で点数が出ていないのに、
なぜそこにしがみつくのか!?
また、例によって、
僕などには想像もつかない深遠な理由があるのかもしれません。
でも、なんか、こういう人って、
「アタシまだ昔のオトコを忘れられないの……」
っていう悲しい人生になりはしないかと、
よけいな心配までしてしまいました。

この踏ん切りがつくかつかないかって、どこで分かれるんでしょうね。
すでにたくさんの人がこの切り換えに成功してきたわけですが、
何か守るモノがある人は切り換えにくいのかもしれません。
2000年4月、F君は、
「早稲田に行きたいんですけど、何を勉強したらいいですか?」
と聞いてきました。
もちろん「ノートを覚えてください」と答えたのですが、
彼には守るモノなど何もありませんでした。
何しろ、高3の時の偏差値は40だったのですから。
彼はその後、40面ノートを、実に要領よく覚え、
みごと早稲田政経に受かっていきました。

ジブンが見えていない人、
受験というものが何なのかわかっていない人、
そういう人を見ると、
まだまだ僕がブログやサイトで発信していく意味はあるな、
と思います。
ここを読めば何か気づいてもらえるかも……とか、
また、少しでも気づき始めた人には、
もっとたくさん読み込んでもらえば急速に開花できるだろう、
と思うんです。

地方の受験生で、井の中の蛙状態の人にも気づいてほしいです。
冒頭の彼女は予備校の中にあまりお友達がいないようでした。
日本史の成績が上がった人が身近にいれば、
もっと刺激を受けて、すでに変わっていただろうに。

というわけで、決意しました。
『でる日講義』第三弾を作ります。
今度は政治史をたどる、40面ノート授業です。
石黒の通年授業を受けられない人で、先見性のある人に向けて、
難関大合格への最短ルートを示したいと思うんです。
ただし、撮影には1年かかります。
中途半端なものは作りたくないので。
スタッフからは採算性と僕の体力を心配する声がかなりありましたが、
しかし、ここまで来て作らないわけにはいかないでしょう。

『でる日講義』をお使いのみなさん、
何かアドバイスがあったらお教えください。
9月半ばからの撮影開始までに、
いろんな策を立てたいと思っています。
あ、容姿を修正するってのはナシの方向でお願いします。