みなぎる力の源泉

火曜日、ワセヨビにかつての生徒が来てくれました。
早大4年生のN君なんですが、
もう就職先が決まったとのことで、
SBI(ソフトバンク・インベストメント)という会社だそうです。
それって、最先端のビジネスマンになるってことですね。
本気で仕事に打ち込んだら、相当忙しくなるでしょうが、
それはそれですごくおもしろいんじゃないかと思います。
「今のうちにしておくべきことって何ですか?」
なんて聞いてきて、「わかってるなあ」という感じでした。
今から新しい世界が待っていて、正直、うらやましいです。

他にも、都立中央図書館で突然、
「かつての生徒です」って声をかけられて、
髪型が全然変わっていてわからなかったのですが、
成蹊大を出た後、今は東大の大学院に行っているというT君でした。
かと思えば、立教大から上智大の大学院に進み、
「今は金融を学んでいます」というメールがM君から来たり、
今日は、8年前の卒業生のI君から、メールが来ました。
彼は市進予備校で僕の授業を受けていたのですが、
ちょうど入試の時に風邪を引いて失敗し、
ワセヨビに来てくれた生徒です。
「やまがたむしばんとう」という覚え方を開発した人です。
添付されていた写メールは、えらい精悍な顔つきになっていました。
そして、
「努力の結晶であるノートは今も大切にとってあります。あれを眺めていると、必死にがんばっていた自分を思い出すことができるのです。」
と書いてくれて、実に泣かせるわけです。
みんな頼もしいかぎりです。

そして、現在の生徒であるM君から、
「睡眠時間を削って勉強するにあたって注意点のアドバイスをください」
というメールが来ました。

お答えします。

睡眠時間は人によって違うようですよ。
世間には3、4時間でも大丈夫な人がいるようですが、
普通は6時間くらいでしょう。
僕の場合は、たいてい5時間くらいで、
教壇に立つ必要のない時だともっと少なかったりします。
休みの前日とか、2月や3月ってことです。
今年の2月3月は原稿に追われていたので、
起きていられるうちは朝が来ようが昼が来ようが仕事し続け、
限界になるとベッドに倒れ込み、
数時間後、切迫感から自然に目が覚め、またパソコンに向かう……
という生活でした。
基本的に、目覚まし時計がなくても5時間半経てば目が覚めるんです。
もっと短い時間で起きることも多いです。
そして「二度寝」という言葉がありますが、
僕の場合は「せっかく目が覚めたなら起きちゃえ!」って思って起きます。
もっともM君が指摘するとおり、目が充血したり、
目にクマができやすい体質なので、生徒への第一印象は悪いんです。
しかも、それって撮影にも不向きなので、今朝は二度寝しました。
効果のほどはわかりませんが。
顔色が悪いというのは、こんな時困りものです。
というわけで、アドバイスできることは、3つあります。

(1)授業中居眠りしない程度にギリギリまで起きていよう。
(2)昼でも夜でもちょっと眠くなったら、15分昼寝をしよう。

生理学的に短い昼寝は大きな効果があるそうです。
僕自身も実感しています。
でも、睡眠時間を削るよりもっと大切なことがあります。

(3)起きている時間を充実させよう。

「優秀な人にも愚鈍な人にも、時間は平等に与えられている」
とよく言いますが、それなら、
「その時間をどう使うかが勝負!」じゃないでしょうか。
そう考えた時に「自分にはテレビはいらない」って思いました。
時間はたっぷりあるのではなく、時間は限られているんですから!
だから、限られた時間内に、
一番効率のいい手順でモノゴトを進めるのは大好きです。
何かをしながら同時に別の何かをするのも大好きです。
電車の中で仕事ができるノートパソコンはさいこーですね。
逆に何も仕事のできない満員電車は退屈すぎです。
こういう僕のことを「せっかちすぎだ」とか、
「人生を楽しんでいない」などと言う人もいますが、
惰眠なら学生時代に十分むさぼったのでもういいです。
後は老後に取っておきます。
いろんなものを捨て去ってしまえる理由は他にもあるのですが、
個人的なものが多いので、ここには書けません。
でも、要するに、気持ちが熱くなる種というか、バネというか、
みなぎる力の源泉がいくつもあるんですよ。
上に書いたかつての卒業生たちの存在もその一つです。

だって、彼らに負けないくらい、自分だって成長していたいじゃないか!

というわけで、現在抱えている仕事の話も書こうと思ったのですが、
あまりに長くなったので、また今度にします。