今日は2月13日の立教大の質問メールを紹介します。
2人ともYさんですが、別人です。
ちなみに、質問メールを送る際に匿名はやめてくださいね。
あくまでも僕がイニシャルに書き換えているだけですから。
<Yさん>
1969年に発表された( )の作品『青春の門筑豊編』…ていう問題があったんですけど、五木寛之であってますか…?ほかの選択肢は、石川達三、大岡昇平、志賀直哉がいました。あと、『南都焼打』を『南都焼き打ち』ってかいてしまったんですけど大丈夫でしょうか(*_*)
<石黒>
五木寛之で正解です。普通出ませんけどね。
でも知ってる人はいるでしょうね。
僕自身も中学だか高校の時に読みました。
それと「南都焼き打ち」でも正解でしょう。
<Yさん>
今日は、建築と鉄道で、自己採点は86%でした…。そして質問です。
(満鉄ができたあと)日本の満州進出に対して、アメリカのとった態度はどれか。
1、独占を認めた
2、即時撤退を要求した
3、門戸開放を要求した
4、モンロー主義の立場から傍観した
私は満鉄共同経営とか中立化を言ってきたから、1と3で悩み、結局1にしました。
あとこれは情けないミスなんですが、、堅穴住居に堅穴“式”を入れたり、南都焼打を南都焼き打ち事件とかにしたらやっぱり×になりますか。返答お願いします。
<石黒>
正解は、3、門戸開放を要求した です。
基本的な話として、アメリカはジョン=ヘイの門戸開放宣言以後は、
いつも門戸開放・機会均等を主張しました。
石井・ランシング協定などもその流れです。
細かく考えると、冬のテーマ別日本史でやった
「近現代外交史」のプリント1枚目の右下にある、
ノックス提案を思い出してください。
満鉄中立化を提案したやつです。
ってことは、独占は認めませんよ。
いいところまでいってたのに残念でした。
ただ、竪穴式住居でも正解だし、
南都焼き打ち事件でもギリギリ正解かもしれません。