届きました! 早稲田一文と教育のアドバイスです

2005年の早稲田で、教育学部と商学部に合格したDさんからアドバイスが届きました。さっそく紹介します。

一文は、他学部に比べて日本史はやさしめで、ちゃんとやればできるひとは九割いけちゃうと思いました。だから日本史ができても英語と国語ができなければ落ちると思います。英語と国語に力をいれたほうがいいと思いました。私は英語、現代文がだめでしたので…。あと実際、先生も一文は日本史やさしめと言ってたような…ホームページの評価でもそうでしたよね。それはまず赤本を解いてみないと実感できないことなので、早めに赤本を解いて対策を練ったほうがいいと思いました。私は赤本を解くのが本当に遅くて、一文って日本史このくらいなのかぁと最後のほうに実感してあせった記憶が…大問一つだけとか問題一問だけ解いてみてもなかなかわからないものです…。

教育は、今年の入試は日本史難しかったような気がします。私個人の感想ですが…。正直教育はアドバイスできることが…えぇと、日本史は、大学の日本史の授業の先生が言ってたのもあるのですが、ノートの他にもちゃんと女性史や沖縄史のプリント(※1)、早慶あるある(※2)もあまく見ずにやったほうがいいです。あと、石黒先生の言っていることをすみずみまでちゃんと聞いてメモを残すなり、頭のすみに少しでも残しておくなりすると、それが入試の際思い出せれば、それ自体が答えじゃなくても、なにかしら良いヒントになると思います。答えを考えるときにその引きだしが多いとお得です。英語と国語に関しては、悪すぎて、赤本もあまりやっていなくてよくわかりません…日本史だけではなくて他の教科もやりましょう。。

※1 早稲田予備校では「でるとこ日本史コンプリート」、河合塾では「総合日本史演習(発展)」、で配られるプリントです。
※2 直前期の1月に早稲田予備校と河合塾で早慶大向けの講座があり、そこで配られる教材のことです。「早慶大日本史あるある問題」という一問一答集です。

Dさんは非常に日本史ができる人で、校内模試では常に上位にいた人です。見た目はボーッとしてる感じもするのに、いつも高得点をはじき出してくるので驚いていました。やはり、バランスは大切ですね。弱点科目がないようにするべきでしょう。この時期になってくると、各教科はもちろん、日本史の中だけでも、前近代部分や文化史、史料など、いかに効率よくこなせるかが、肝心になってきますね。もっとも、「○○をやらなきゃいけないから、××ができないの……」と、言いわけする人が多いのが現実ですけどね。

たぶん、まだまだ時間の使い方は変えられると思いますよ。思い切っていろんなもの捨てたらいかがでしょう。僕は、テレビもクルマも捨てました。食事の時間もかなり切りつめています。松屋や吉野屋や立ち食いそば屋で僕を見かけたら、「ああ、急いでるんだなあ」と、あたたかい目で見守ってくれることを願います。駅のホームはもちろん、電車の中でも、おにぎり食べちゃってるくらいですから。

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